後場の日経平均は1148円安でスタート、味の素やソフトバンクGなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;49735.24;-1148.44TOPIX;3272.37;-41.08
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比1148.44円安の49735.24円と、前引け(49783.49円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は49730円-49970円のレンジで下落。ドル・円は1ドル=153.10-20円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が概ね小幅安水準で推移し0.1%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は軟調に推移し1.0%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日経平均が心理的な節目とされる5万円を割り込んで推移していることから、相場は調整局面に入りつつあるとの指摘がある。一方、日経平均が1100円を超す大幅安となり、目先下げ過ぎとの見方から押し目買いを入れる向きもある。
セクターでは、非鉄金属、電気機器、機械が下落率上位となっている一方、サービス業、海運業、小売業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、味の素<2802>、太陽誘電<6976>、ローム<6963>、芝浦<6590>、ソフトバンクG<9984>、イビデン<4062>、アドバンテスト<6857>、IHI<7013>、古河電工<5801>、住友電工<5802>が下落。一方、リクルートHD<6098>、中外薬<4519>、良品計画<7453>、KDDI<9433>、F&LC<3563>、ダイキン<6367>、郵船<9101>、JT<2914>、キオクシアHD<285A>、ファーストリテ<9983>が上昇している。
<CS>