ポールトゥウィンホールディングス---3Qも2ケタ増収、全ての業務で売上高が増加
*11:52JST ポールトゥウィンホールディングス---3Qも2ケタ増収、全ての業務で売上高が増加
ポールトゥウィンホールディングス<3657>は10日、2025年1月期第3四半期(24年2月-10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.8%増の372.59億円、営業利益が同9.8%減の6.34億円、経常利益が同23.0%減の6.14億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.26億円(前年同期は2.91億円の損失)となった。
国内ソリューションの売上高は前年同期比6.6%増の184.49億円となった。国内子会社において、ゲーム市場向けには、デバッグ、カスタマーサポート、ローカライズ、海外進出支援に関するサービス提供を行っている。Tech市場向けには、ソフトウェアテスト、環境構築、サーバー監視、データセンター運営、キッティングに関するサービス提供を行っている。Eコマース市場向けには、モニタリング、カスタマーサポートに関するサービス提供を行っている。Tech市場向けのソフトウェアテストやシステム開発は案件の大型化が進み、同業務の売上高成長を牽引した。
海外ソリューションの売上高は同19.3%増の139.98億円となった。主に在外子会社において、デバッグ、ローカライズ、音声収録、カスタマーサポート、製品開発サポート、グラフィック開発に関するサービスを行っている。当第3四半期累計期間は、海外のゲーム業界の環境が持ち直し、音声収録やカスタマーサポートが増加したこと、Ghostpunch Games, LLCの事業譲受による新規連結寄与や円安効果によって売上高が増加した。
メディア・コンテンツの売上高は同5.2%増の48.11億円となった。主に国内子会社において、「IP360°展開」を主軸にアニメ制作、ゲームパブリッシング、グラフィック開発、マーケティング支援、バリアフリー字幕・音声ガイド制作に関するサービスを行っている。事業の選択と集中により不採算事業の撤退を進めたことでMD事業等の売上高が減少したが、アニメ制作では制作単価向上もありメディア・コンテンツ全体の売上高は増加した。
2025年1月期通期については、売上高が前期比9.2%増の510.07億円、営業利益が同304.5%増の18.03億円、経常利益が同251.9%増の18.49億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.22億円とする9月10日に修正した連結業績予想を据え置いている。
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