新興市場銘柄ダイジェスト:ロボペイは大幅に3日続伸、シノプスが昨年来高値
*15:54JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ロボペイは大幅に3日続伸、シノプスが昨年来高値
<7066> ピアズ 1265 -108
大幅に続落。前日に昨年来高値を記録した反動で利益確定売りが続いている。ピアズ株は24年9月期第1四半期(23年10-12月)の営業利益が前年同期比81.9%増の1.55億円になったと13日に発表したことなどを手掛かりに買いが入り、27日には1687円まで値を上げた。ただ、前月末から2倍以上も株価が急騰したことを受けて投資家の間に高値警戒感が広がり、売り優勢となっている。
<3133> 海帆 1378 +124
昨年来高値。海帆グループがネパール国内に8つの水力発電所(総発電容量285.44MW)を建設するプロジェクトを推進すると複数の中国メディアが報じたと開示している。海帆は「当社が発表したものではない」とした上で、ネパールでの水力発電設備の建設に関する協議について「現地企業や中国の建設会社とは行っており、今後本格的に協議を行うため、本日、当社の取締役会にて事業推進の決議を行う予定」と明らかにしている。
<3692> FFRI 2100 +119
昨年来高値。政府が27日に経済安全保障上の秘密情報を扱うための資格制度「セキュリティー・クリアランス(適格性評価)」を創設する法案を閣議決定し、セキュリティー関連銘柄が物色されている。報道によると「半導体など安保に重要な影響を及ぼす機微情報の保護体制を整え、企業が海外で事業展開しやすくする」ことが目的。FFRIセキュリティに加え、S&J<5599>やサイバーセキュリティクラウド<4493>なども買われている。
<4073> ジィ・シィ企画 854 +150
ストップ高。トランザクション・メディア・ネットワークス<5258>と資本業務提携契約を締結すると発表している。主要株主がジィ・シィ企画株37万2000株(異動後の議決権所有割合は14.90%)を市場外での相対取引でトランザクション・メディア・ネットワークスに譲渡する。決済事業領域で両社のサービス・機能を組み合わせて顧客への提案力強化を図るとともに開発リソースの融通など効率化を行い、事業拡大を目指す。
<4374> ロボペイ 3030 +319
大幅に3日続伸。決済システムを手掛けるユニヴァ・ペイキャスト(東京都港区)と業務提携し、日本で6000万人以上が利用するQRコード決済サービス「PayPay」、東南アジア・ASEAN諸国を中心とした11カ国・19銘柄対応の電子決済サービス「Alipay+」の取り扱いを開始したと発表している。これにより、ROBOT PAYMENTの顧客管理・自動課金クラウド「サブスクペイ」を通じてQRコード決済の迅速な導入が可能になるという。
<4428> シノプス 1484 +145
昨年来高値。イオン九州<2653>が運営する総合スーパーとスーパーマーケットの250店舗に惣菜に特化した需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD 惣菜」を提供すると発表している。イオン九州は需要予測型自動発注サービスのパッケージ製品などを導入済み。より高精度な需要予測が可能な惣菜に特化したsinops-CLOUD 惣菜を導入することで、チャンスロスと値引き・廃棄ロス低減の両立を目指す。
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