東京為替:ドル・円は伸び悩み、先行きの警戒続く
*12:13JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、先行きの警戒続く
5日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。米トランプ政権のカナダとメキシコに対する関税引き上げ延期を受け、リスクオフ一服で円売り先行。日経平均株価はプラスに転じ、円売りを支えた。ただ、目先の警戒感は払拭されず、ドル買いは限定的となった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円58銭から150円18銭、ユーロ・円は158円74銭から159円53銭、ユーロ・ドルは1.0602ドルから1.0637ドル。
【経済指標】
・豪・10-12月期国内総生産:前年比+1.3%(予想:+1.3%、7-9月期:+0.8%)
・中国・2月財新サービス業PMI:51.4(予想:50.7、1月:51.0)
【要人発言】
・トランプ米大統領
「インフレ抑制のためには、エネルギーコストを急速に削減することが必要」
・内田日銀副総裁
「経済・物価見通し実現なら、引き続き政策金利を引き上げ金融緩和度合い調整」
「緩和の範囲内で、その程度を少しずつ調整していくことが経済と物価の安定に」
「想定される程度のペースの利上げなら、経済の反応確認しながら進めていける」
「基調的な物価上昇率、まだ2%に至っていない」
「物価上昇へのコストプッシュの影響、いずれ減衰していく」
「 2%物価目標は実現できると予想」
「長期金利の急上昇、機動的に国債買い入れの増額・指値オペ・共担オペなど実施」
「大規模緩和が財政規律を弛緩させる面があるのなら、政府が対応を」
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