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銘柄/投資戦略 2025/01/29 16:02 一覧へ

新興市場銘柄ダイジェスト:エクサウィザーズは大幅に続伸、ABEJAがストップ高

*16:02JST 新興市場銘柄ダイジェスト:エクサウィザーズは大幅に続伸、ABEJAがストップ高 <4259> エクサウィザーズ  503  +46
大幅に続伸。中国のDeepSeek社が低コスト生成AIモデルを開発したことを受け、コストが低減する可能性があるとの思惑からAIサービスに関連した銘柄が買われている。AI/DXプロジェクトを手掛けるエクサウィザーズのほか、AIソリューションやAIプロダクトを提供するSapeet<269A>、カスタムAI開発のLaboro.AI<5586>、オーダーメイドAI開発のpluszero<5132>も高い。

<9166> GENDA  2966  +75
大幅に続伸。アトム<7412>が運営するカラオケ施設運営事業を吸収分割で事業承継すると発表している。アトムを分割会社、アトム子会社のシン・コーポレーション(東京都港区)を承継会社とし、分割対価として同社からアトムに20億円を交付する予定。吸収分割実行予定日は3月1日。自社グループが展開している店舗との人的資源やDXにかかる知見を共有するほか、消耗品などの共同購買で店舗運営効率の向上が期待できるとしている。

<5574> ABEJA  2787  +500
ストップ高。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が進める「競争力ある生成AI基盤モデルの開発」に採択されたプロジェクトで構築した32Bの小型化モデルが、ファインチューニングの実行前の段階でありながら、複数の汎用言語性能指標で米OpenAI社の「GPT-4」を上回る性能に到達したと27日に発表し、引き続き買い材料視されている。今後、本モデルをビジネスプロセスに実装する際、さらなる精度向上を実現できるという。

<5532> リアルゲイト  2723  -85
大幅に4日ぶり反落。25年9月期第1四半期(24年10-12月)の営業利益を前年同期比8.9%減の2.37億円と発表している。大型先行投資やフロー収入計上タイミングなどの影響であり、通期の業績計画達成には影響がないとしている。通期予想は前期比30.4%増の10.00億円で据え置いた。リアルゲイト株は23日に昨年来高値を記録するなど高値圏で推移していたことから、決算発表を契機に利益確定売りも出ているようだ。

<4597> ソレイジア  39  +2
大幅に反発。大腸がんを対象疾患とする自社開発品「SP-05」(アルホリチキソリン)の権利導入元であるスウェーデンのIsofol社が、米臨床腫瘍学会の消化器がんシンポジウムで国際共同第3相試験(AGENT試験)の結果を発表している。それによると、標準療法に対するアルホリチキソリンのポジティブな結果が示されており、これまでの研究や解析結果と併せてアルホリチキソリンの今後の開発見通しを強化するエビデンスになるとしている。

<4479> マクアケ  600  +50
大幅に5日続伸。25年9月期第1四半期(24年10-12月)の営業損益を1.00億円の黒字(前年同期実績は0.16億円の赤字)と発表している。売上高が前年同期比4.8%減の9.80億円と計画通りの着地となったことに加え、販管費マネジメントを徹底したことから利益が拡大した。通期の営業損益予想は1.20億円の黒字で据え置いた。進捗率は83%に達しており、上方修正への期待が広がっているようだ。 <ST>

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