米国株高や円安を受けて買い先行へ
*08:25JST 米国株高や円安を受けて買い先行へ
[本日の想定レンジ]
23日のNYダウは+419.59ドル高の39606.57ドル、ナスダック総合指数は407.63pt高の
16708.05pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比435円高の35355円。本日も米国株の上昇や円安進行を映して買いが先行して始まることが想定される。前日は外部環境の好転を背景に上昇し、ローソク足はマド空けを伴う陽線を形成した。上ヒゲは心理的な節目の35000円や25日移動平均線(35118円)を上回るなど、買い意欲の強さを窺わせた。終値は35000円を下回ったが、先週の高値(18日の34758.97円)を上回っていることで、7日の安値(30792.74円)からの上昇トレンド継続を再確認したことになるだろう。本日も、「トランプ米政権が対中追加関税の引き下げを検討している」と米メディアの報道を受けた米中貿易戦争の回避期待などで上昇した米国市場の流れが波及することになり、終値で25日線を上回れるかが目先のポイントになりそうだ。一方、前日の取引終了後にファナック<6954>が2025年3月期決算を発表した。26年3月期の業績見通しについては、現時点で合理的に算定することが困難であるため、公表しなかった。非開示が業績悪化につながるとは限らないが、ネガティブインパクトとの受け止めが大きくなれば、輸出関連株全体に悪影響が意識される可能性もあり、ファナックの値動きには注意が必要かもしれない。上値のめどは心理的な節目の35000円や25日移動平均線(351187円)、心理的節目の35500円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限35500円-下限34800円
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