新興市場銘柄ダイジェスト:窪田製薬HDは大幅上昇、ラクオリア創薬がストップ高
*15:42JST 新興市場銘柄ダイジェスト:窪田製薬HDは大幅上昇、ラクオリア創薬がストップ高
<4596> 窪田製薬HD 54 +4
大幅上昇。27日の取引終了後に、同社が販売している「Kubota Glass」に関して、武漢昌久視康医療器械有限公司と販売特約店契約と売買契約を締結したことを発表し、好材料視されている。武漢昌久に対して、販売地域制限のない非独占販売権を付与し、武漢昌久は販売後のアフターサービスも担う。同社は今後、武漢昌久と緊密に協力し、湖北省・湖南省および江西省におけるKubota Glassの販売拡大に取り組むとともに、昌久集団との連携を一層推進していくとしている。
<7376> BCC 2152 -17
反落。ダイワボウホールディングスと資本業務提携及び第三者割当による新株式を発行すると発表している。DHD社のITサービス領域における戦略的パートナーとして、これまでの事業ノウハウ・経験を十分に活用し、両社の経営資源を有機的に連携させることで新規事業推進と相互の企業価値の最大化を図ることを目的としている。今回の第三者割当増資により、DHD社に同社の普通株式30万株(第三者割当増資後の所有議決権割合21.26%、発行済株式総数に対する所有割合21.13%)を割り当てる。
<4579> ラクオリア創薬 904 +150
ストップ高。27日の取引終了後に、連結子会社ファイメクスが、アステラス製薬との共同研究において、新たに2つの標的を追加することで合意し、契約条件に伴いアステラス製薬から一時金4億円を受領することを発表し、好材料視されている。開発候補化合物が同定され、新たな医薬品の製品化に至った場合、ファイメクスは、開発、申請・承認、販売等の進捗に応じたマイルストンとして最大で150億円を上回る金額を受領するとともに、製品の売上高に対して一桁台の料率のロイヤルティを受領する可能性がある。
<194A> WOLVES 1992 +27
続伸。ダイナコムと獣医療の臨床DBの高度化及び臨床医療の最適化の為、共同研究契約を締結した。ダイナコムの保有する医療データの解析技術や知見と、同社が保有する獣医療の臨床DBを活用し、ペットの健康的な生活の実現に向けてヘルスケア・医療データの利活用を進めるべく、同社の電子カルテ由来のデータの現状分析と解析ビジネスの検討を開始した。がん・心疾患・腎臓疾患リスクの予測や治療効果分析サービスの提供、獣医療の現場支援のAI導入など獣医療DBの高度利用のビジネス開発を共同で目指していく。
<6027> 弁護士コム 2943 +205
急騰。27日の取引終了後に、東京証券取引所プライム市場への上場市場区分変更承認を発表し、好材料視されている。東京証券取引所の承認を受け、25年12月4日をもって、同社株式の上場市場区分が東京証券取引所グロース市場から東京証券取引所プライム市場に変更されることとなった。今後も“「プロフェッショナル・テック」で、次の常識をつくる”をミッションとして、これまでの常識にとらわれることなく、テクノロジーの力で専門家とともに社会の変革をリードし、更なる事業の拡大に努めるとしている。
<265A> エイチエムコム 1077 +26
反発。双日テックイノベーションと、同社が開発・提供するAI音声対話ソリューション「Terry2」の販売に関する代理店契約を締結したことを発表し、好材料視されている。代理店契約締結により、双日テックイノベーションの顧客ネットワークを通じて「Terry2」の販売・導入を推進し、両社の強みを活かすことで、コールセンター業界をはじめとする顧客接点業務の効率化及び顧客体験価値(CX)の向上を図り、AIエージェントによる次世代音声対話ソリューションの拡販を推進するとしている。
<ST>