7月2日のNY為替概況
*04:00JST 7月2日のNY為替概況
2日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円20銭から143円49銭まで下落し、引けた。
米6月ADP雇用統計が予想外に2年ぶりの減少となったため利下げ観測にドル売りが優勢となった。その後、英国債相場下落に連れ米国債相場が下落したため長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.1747ドルの安値から1.1800ドルまで上昇し、引けた。
ユーロ・円は169円04銭まで下落後、169円54銭まで上昇した。トランプ大統領が関税を巡りベトナムと合意したことを明らかにし、リスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.3663ドルから1.3563ドルまで下落。
英国の債務拡大や財務相の辞任懸念がポンド売りに拍車をかけた。
ドル・スイスは0.7913フランから0.7941フランのレンジで上下した。
[経済指標]
・米・6月ADP雇用統計:-3.3万人(予想:+9.8万人、5月:+3.7万人)
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