オムロン、三洋化成、山一電機など
<5301> 東海カーボ 1757 +135大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は88億円で前年同期比30.6%増となり、市場予想を50億円近く上回った。通期予想は従来の280億円から350億円に上方修正し、通期コンセンサスは310億円弱であったもよう。メモリ市場向けを中心にSolid SiCフォーカスリングが堅調に推移しているほか、アルミ製錬用カソードブロックや高炉ブロックの出荷なども想定以上に好調のようだ。
<6645> オムロン 6819 +888急騰。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は189億円で前年同期比3.3倍、60億円程度の市場予想を大幅に上振れている。つれて、通期予想は従来の620億円から800億円に引き上げ、700億円程度のコンセンサスを大きく上回っている。駆け込み需要なども一部あったもようだが、部材調達への懸念なども拭い切れなかった中、想定以上の好決算に買い安心感が強まる展開。
<2801> キッコマン 1770 +176急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は246億円で前年同期比29.0%増となり、市場予想を30億円ほど上振れている。据え置きの通期予想788億円、前期比3.8%増に対しても好進捗となる。北米でのしょうゆ販売好調、粗利益率の上昇などが市場期待上振れの背景。費用の後ずれなどはあるもようだが、中東影響額は従来想定よりも下振れ、欧州やアジアでの値上げ表明なども今後の期待感につながる。
<4385> メルカリ 4921 +511急伸。前日に26年6月期の決算を発表、営業利益は439億円で前期比57.7%増となり、市場予想を小幅に上回ったとみられる。一方、27年6月期コア営業利益は450億円で同1.9%増の見通し。コンセンサスを下回る水準だが、最低限の数値とされており、ネガティブに捉える動きが限定的。一方、発行済み株式数の2.4%に当たる400万株、100億円を上限とする自社株買いの実施を発表、初の自社株買いとなる。
<4452> 花王 3597 +409急伸。前日に第2四半期の決算を発表、4-6月期営業利益は509億円で前年同期比33.0%増となり、市場予想を70億円ほど上回っている。価格転嫁の進展や電子材料の好調などが背景。通期予想は1820億円から1900億円、前期比15.8%増に上方修正。原材料価格上昇を織り込んだうえでの上振れとなる。また、同社製品を贈呈する株主優待の新設も発表している。
<4471> 三洋化成 5890 +710急騰。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は51.3億円で前年同期比2.8倍の水準となり、上半期予想は従来の50億円から80億円に、通期では100億円から130億円にそれぞれ上方修正した。半導体・電子部品関連材料を中心とした高付加価値製品などの需要が増加しているもよう。また、株式分割考慮前ベースで、年間配当金を175円から200円に引き上げ。50万株、25億円上限の自社株買いも発表。
<2269> 明治HD 4012 +402急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は227億円で前年同期比27.7%増となり、市場予想を35億円ほど上振れる着地になっている。食品は価格改定効果に加えて主力ブランドの販売が好調。医薬品は新薬「レズロック」や海外メドライクが貢献のようだ。通期予想の1000億円、前期比7.2%増は据え置いているが、未達懸念もあっただけに、順調な進捗をポジティブに評価の動きへ。
<3110> 日東紡 2918 -637急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は79.4億円で前年同期比84.8%増となり、上半期予想は従来の126億円から153億円に、通期では260億円から300億円にそれぞれ上方修正した。スペシャルガラスの販売好調、価格改定効果などが業績上振れの主因に。ただ、通期市場予想は280億円程度で上振れ期待は反映済み。本日はAI関連株全般が低調推移の中で、出尽くし感が強まる状況に。
<6941> 山一電機 8630 -1630急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は59.5億円で前年同期比55.8%増となり、上半期予想は従来の76億円から93億円に、通期では130億円から150億円に上方修正。AI関連を含むDC向け及び基幹系通信機器向けに順調な需要が続いているようだ。年間配当金も従来の150円から168円に引き上げ。ただ、通期営業益コンセンサスは140億円超と上振れ自体は織り込み済み、短期的な出尽くし感が先行。
<6976> 太陽誘電 9939 -1226急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は48.2億円で前年同期比53.3%増となり、70億円超の市場予想を下振れ。工場稼働の制約による稼働率の低下が背景。一方、通期予想は従来の300億円から450億円に上方修正し、410億円程度のコンセンサスを上回る水準ともなっている。ただ、売上増効果や円安効果を考慮すると、利益率水準にはややネガティブな見方も。AI関連株安の中で出尽くし感も強まった。
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