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銘柄/投資戦略 2026/09/07 09:44 一覧へ

株式会社ハルメクホールディングス×DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)

*09:44JST 株式会社ハルメクホールディングス×DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4) ハルメクホールディングス<7119>

■ハルメクHD 宮澤様
ここは、実はここ数年かなり試行錯誤してきたところでございます。
基本的に私どもがトライしてまいりましたのは、非常に質の高い、信頼できる情報に対して対価をお支払いいただき、お読みいただくというモデルです。価値ある情報であれば実際にお金を払っていただけるのではないかと考え、様々な取り組みを行ってまいりました。
ただ、具体的には月額のサブスクリプションモデルとして何年か苦労して取り組んでまいりましたが、これは難しいという判断をいたしました。やはりインターネットの世界では、情報を見る、読むことは無料であるという感覚に皆様が慣れていらっしゃり、どれほど良いものであってもお金は払わない、ということかと理解いたしました。
そこで今回、有料コンテンツもすべて無料に開放し、どなたでもご覧いただける形にいたしました。さらに、動画を中心としたコンテンツの充実にも取り組んでおります。
最終的なマネタイズにつきましては、広告収入に加えて、実はこの中で物販も開始しております。私どもは商品を作ることがある意味で得意な会社ですので、まずは50代女性向けのファッションとして、「HALMEK up」内に「Up select(アップセレクト)」というコーナーを設け、物販を開始いたしました。
このように、ビジネスモデルをサブスクリプションから広告収入と物販へ切り替えるという、大きな転換を行いました。

●DAIBOUCHOU
わかりました。やはり、顧客を増やして物販で稼ぐというイメージでしょうか。

■ハルメクHD 宮澤様
そのとおりです。あわせて広告収入も増えてまいります。

●DAIBOUCHOU
わかりました。次に、コミュニティ事業はヴォーグ学園のM&Aもあり、大幅増収の見込みです。魅力的なイベントの企画力、運営力が重要だと思いますが、どのように強化されていますでしょうか。

■ハルメクHD 宮澤様
実は、このコミュニティ事業の将来性や可能性を私自身が非常に強く感じておりまして、ぜひ強化したいと考えております。強化の方法としては、2つの方法で進めております。
1つは、実際の企画の内容自体を変えていくという方法です。具体的に申しますと、これまでは健康の悩みやお金の悩みといった、お悩み解決型の企画が比較的多くありました。しかし現在増やしておりますのは、お悩み解決ではなく、楽しい、ワクワクする、前向きになれるといった企画です。その比率を高めており、非常に良い反応をいただいております。

こちらでご紹介しておりますのは「はじめてシリーズ」です。意外に思われるかもしれませんが、「はじめての競馬場」という企画を実施したところ非常に好評で、あっという間に満席となり、増席を重ねてお願いしても対応しきれないほどでした。
特にお悩みというわけではないけれども、競馬とはどのようなものなのか、楽しそうだけれどよくわからない、1人で行くのは怖い。そうしたお客様に向けて私どもが企画し、お越しいただく。このような企画を増やして強化しております。
もう1つは、こちらには出ておりませんが、付加価値が高く高価格帯の企画です。以前別の場でご紹介しておりましたが、ウィーン国立歌劇場が来日された際のチケットは、お1人12万6,000円、ご夫婦ですと約25万円になりますが、これも完売いたしました。
非常に希少価値があることに加え、通常のチケット購入とは異なり、私どもから様々なご説明をプラスアルファのオプションとしてお付けし、付加価値を高めております。このような高付加価値・高価格帯の企画を増やすことで、企画内容を強化しております。
もう1つは、当たり前のことではございますが、組織的な強化です。これまでは「HALMEK up」という組織の一部分でしたが、独立させて事業部といたしました。あわせて人員の増強も図っており、企画力を強化しております。

●DAIBOUCHOU
投資家としても、業績の伸びが著しく高いので注目したいと思います。また、小さな挑戦や、こうした「はじめての○○」といった企画によって、ハルメクの読者だからこそこのような経験ができるという価値が生まれ、読者の方にも喜んでいただき、いわゆる定着につながるのではないかと期待しております。

■ハルメクHD 宮澤様
そうですね。世の中でもよく言われますように、現在は物がかなり溢れており、特に年齢を重ねるに従って、もう物は増やしたくない、断捨離したいとおっしゃる方が多くいらっしゃいます。そうした中で、物よりも体験の価値が高まってきていることを、私自身ひしひしと感じております。
物よりも、ワクワクするような場や、お友達ができるといった体験の価値がどんどん上がってきておりますので、私どもハルメクも極力お応えしていきたいと考えております。

●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。次に、中期経営計画の売上計画を1年後ろ倒しにされました。増収よりも収益性の改善を優先された結果だと思いますが、その理由を教えてください。

■ハルメクHD 宮澤様
構造改革に取り組む中で、まずは筋肉質に、体と申しますか、会社そのものを変えていかなければならないと考えております。具体的には、利益率を高めていくということです。
実は過去はかなり順調で、売上もどんどん伸び、利益も伸びておりました。しかし、右側のグラフ、営業利益の推移をご覧いただくとおわかりのように、2024年3月期にがくんと落ちてしまいました。ある意味で勢いのままに、様々な広告投資も増やしながら順調に売上・利益が増えていたのですが、ある時点から徐々に利益が出なくなり、広告投資がやや過剰になる、あるいは効率性や生産性が社内的に悪化するといったことが起きてしまいました。
そこでまずは筋肉質にし、無駄なものをなくして効率性を上げることに取り組んでおります。それができましたら、また積極的にアクセルを踏み、広告投資などにお金を使っても非常に効率よく、有効に活用できるだろうと考え、売上の計画を1年後ろ倒しにさせていただきました。
これは、ある時点で0から1へ一気に変わるというものではなく、徐々に筋肉質になっていくのに合わせて広告投資を徐々に増やしていく、このような取り組みにしていきたいと考えております。

●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。その中期経営計画では来期から売上が再成長する見込みですが、売上成長を復活させる具体策を教えてください。

株式会社ハルメクホールディングス×DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)に続く

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