米ハイテク株高を映して買い先行か
*08:25JST 米ハイテク株高を映して買い先行か
[本日の想定レンジ]
8日のNYダウは1.20ドル安の46601.78ドル、ナスダック総合指数は255.02pt高の23043.38pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比365円高の48125円だった。本日は前日の米ハイテク株高などを映して買いが先行して始まりそうだ。前日は、直近の連騰した反動で、値がさハイテク株中心に利食い売りに水準を切り下げ、日経平均は5営業日ぶりに反落した。ローソク足は2本連続して陰線を形成し、短期的な売り圧力の強まりを窺わせた。ただ、前日の米国市場では、「米起業家イーロン・マスク氏のAI開発企業xAIが200億ドルの資金を調達し、エヌビディア製画像処理半導体(GPU)の購入に充てる」と米メディアが伝え、これが好感され、エヌビディア株が2%超上昇し、ナスダック総合指数は最高値を更新し、他のハイテク株にも波及した。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、テック株中心に買いが先行することが見込まれる。また、円相場が一時1ドル=153円台へと円安が進んだことも投資家心理の好転に寄与するだろう。一方、短期的な高値警戒感は拭えておらず、上値での利食い売りは警戒されるところだ。また、米政府機関の閉鎖が長期化していることも投資マインドの悪化要因になる可能性がある。上値のめどは、心理的な節目の48000円や48500円、49000円、下値のめどは、心理的な節目の47500円や47000円、5日移動平均線(4
6867円)などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限48300円-下限47800円
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