買い戻し先行か
*08:25JST 買い戻し先行か
[本日の想定レンジ]
14日のNYダウは309.74ドル安の47147.48ドル、ナスダック総合指数は30.23pt高の22900.59pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比100円高の50430円だった。本日は前週末の下げの反動などから買い戻しの動きが先行しそうだ。先週末は米国の早期利下げ観測が後退するなか、半導体や人工知能(AI)関連株中心に売られ、日経平均は3日ぶりに大幅に反落した。ローソク足はマドを空けて陰線を描き、短期的な売り圧力の強まりを意識させた。ただ、5日移動平均線(50895円)や25日線(49836円)はともに上昇傾向が続いているほか、ナイトセッションの日経225先物が底堅く推移したことも支援材料になると想定される。前週末の米国市場では主要株価指数は高安まちまちだったが、投資家の関心は19日発表の米半導体大手エヌビディアの決算内容に移っている。米IT大手の一角が決算発表後に大きく売られた経緯があるだけに、決算を受けた株価動向には警戒が必要で、東京市場にも悪影響が及ぶかもしれない、国内では、主要企業の決算発表が一巡し、新たな手掛かり材料が乏しくなるだけに、戻りは限定的にとどまりそうだ。それだけに、エヌビディアの決算を受けて、株価が上昇するなら、国内AI関連株にも出直りのきっかけになるかもしれない。
[予想レンジ]
上限50800円-下限49800円
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