後場の日経平均は47円高でスタート、豊田織やレーザーテックなどが高い
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;33455.48;+47.09TOPIX;2371.59;-5.12
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比47.09円高の33455.48円と、前引け(33450.32円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は33430円-33500円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=147.10-20円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が概ねマイナス圏で推移し0.3%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は小幅高で始まったが下げに転じた後に下落幅を広げ1.7%ほど下落している。
後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場の日経平均が下値の堅い展開となったことが市場の安心感となっていることに加え、ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることなどが東京市場で株価支援要因となっているもよう。一方、午前の外為市場で朝方に比べ円高・ドル安が進む場面があったほか、香港ハンセン指数が下げ幅を広げていることなどが東京市場の株価の重しとなっているようだ。
セクターでは、輸送用機器、サービス業、情報・通信業が上昇率上位となっている一方、銀行業、海運業、鉄鋼が下落率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、豊田織<6201>、レーザーテック<6920>、TOWA<6315>、リクルートHD<6098>、楽天グループ<4755>、トヨタ<7203>、スクリーンHD<7735>、ニトリHD<9843>、メルカリ<4385>、キーエンス<6861>が高い。一方、神戸鋼<5406>、みずほ<8411>、川崎船<9107>、三菱UFJ<8306>、マツダ<7261>、三井住友<8316>、三菱重<7011>、商船三井<9104>、SUBARU<7270>、味の素<2802>が下落している。
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