日経平均は284円高でスタート、ソフトバンクGや古河電工などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;64498.94;+284.46TOPIX;4116.63;+14.59
[寄り付き概況]
4日の日経平均は284.46円高の64498.94円と5日ぶり反発して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は624.16ドル高の53686.11ドル、ナスダックは366.23ポイント高の26584.06で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事がタカ派姿勢を緩和させたため長期金利低下が好感され、寄り付き後、上昇。年内の利上げリスク後退で、相場は終日堅調に推移した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均は昨日までの4日続落で2200円近く下落したことから、押し目買い待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、イラン情勢を巡る先行き不透明感が継続し、海外市場で原油先物価格が高止まって推移していることが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が0.11%上昇と、ダウ平均(1.18%上昇)やナスダック総合指数(1.40%上昇)に比べ上昇率が小幅にとどまったことが、東京市場で半導体関連株などへの投資を慎重にさせた。さらに、外為市場で1ドル=155円50銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円70銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの買い手控え要因となった。加えて、米国で今晩、8月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比3.6%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同1.3%減だった。
セクター別では、証券商品先物、保険業、サービス業、非鉄金属、情報・通信業などが値上がり率上位、繊維製品、医薬品、水産・農林業、ゴム製品、精密機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、古河電工<5801>、ニトリHD<9843>、富士通<6702>、フジクラ<5803>、キオクシアHD<285A>、NEC<6701>、太陽誘電<6976>、ファナック<6954>、リクルートHD
<6098>、住友鉱<5713>、JX金属<5016>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ファーストリテ<9983>、東京海上<8766>などが上昇。他方、武田薬<4502>、三菱商<
8058>、丸紅<8002>、商船三井<9104>、JT<2914>、レーザーテック<6920>、ゆうちょ銀行<7182>、オリックス<8591>、三菱電<6503>、三菱重<7011>、日本製鉄<5401>、ルネサス<6723>、りそなHD<8308>、郵船<9101>などが下落している。
<CS>