今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性
*08:08JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性
3日の米ドル・円は、東京市場では155円91銭から155円51銭まで下落。欧米市場では155円76銭まで買われた後、155円01銭まで売られたが、155円24銭で取引終了。本日4日の米ドル・円は主に155円台で推移か。米長期金利の低下を意識して米ドル・円は伸び悩む可能性がある。
米供給管理協会(ISM)が11月3発表した11月非製造業景況指数は52.6と、10月実績の52.4をやや上回った。新規受注指数は52.9と、10月の56.2から低下。支払い価格指数は65.4で10月の70.0から低下したが、高水準を維持している。一方、雇用指数は48.9で10月の48.2から改善したが、6カ月連続で節目の50を下回った。3日に発表された11月ADP雇用統計で雇用者数は減少しており、来週開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合での利下げ決定を後押しする材料となりそうだ。
<CS>