後場の日経平均は48円高スタート、KOKUSAIや東エレクなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;44950.86;+48.59TOPIX;3153.58;-14.78
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比48.59円高の44950.86円と、前引け(44995.79円)から上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は44670円-44760円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=146.40-50円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が下値の堅い展開で0.3%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で堅調に推移し1.4%ほど大幅に上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日本時間の明日未明に米国でFOMCの結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されていることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがある。一方、前場の日経平均が朝安の後は底堅い動きとなったことが安心感となっているもよう。
セクターでは、空運業、電気機器、小売業が上昇率上位となっている一方、電気・ガス業、保険業、非鉄金属が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、KOKUSAI<6525>、東エレク<8035>、TDK<6762>、楽天グループ<4755>、ディスコ<6146>、ニトリHD<9843>、ソニーG<6758>、サンリオ<8136>、ニデック<
6594>、スクリーンHD<7735>が高い。一方、東電力HD<9501>、三井金<5706>、ソシオネクスト<6526>、キオクシアHD<285A>、MS&AD<8725>、IHI<7013>、古河電工<5801>、SBI<8473>、フジクラ<5803>、東京海上<8766>が下落している。
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