後場の日経平均は333円安でスタート、レーザーテックやソシオネクストなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;40664.62;-333.65TOPIX;2905.16;-25.57
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比333.65円安の40664.62円と、前引け(40623.32円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は40650円-40710円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=148.30-40円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んで一進一退の推移となる一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で軟調で0.9%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日経平均は昨日までの2日間で800円あまり下落しており、値ごろ感から押し目買いを入れる動きがあるようだ。
一方、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合が予定されているほか、4-6月期の米実質GDP速報値、6月の米個人所得・個人消費支出(PCE)、7月の米雇用統計など注目度の高い経済指標の発表も相次ぐことから、これらを見極めたいとして、積極的な買いを手控える向きもある。
セクターでは、輸送用機器、精密機器、卸売業が下落率上位となっている一方、石油石炭製品、鉱業、情報・通信業が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、SBI<8473>、ソシオネクスト<6526>、日東電<6988>、楽天グループ<4755>、郵船<9101>、ホンダ<7267>、トヨタ<7203>、三菱重<7011>、川崎重<7012>が下落。一方、野村マイクロ<6254>、NRI<4307>、スクリーンHD<7735>、大塚HD<4578>、良品計画<7453>、古河電工<5801>、サンリオ<8136>、野村<8604>、フジクラ<5803>が上昇している。
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