東証グロース市場250指数先物概況:米利下げ打ち止め観測で反落
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:米利下げ打ち止め観測で反落
12月17日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt安の622pt。なお、高値は628pt、安値は620pt、日中取引高は2119枚。前日16日の米国市場のダウ平均は8日続落。週半ばに控える連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げへの期待から寄り付き後、小幅に上昇。12月サービス業PMIが約3年ぶりの高水準と、拡大ペースの加速を示したことが好感され上昇幅を拡大するも、下げが続いているダウ平均の上値は重く、小幅に下落。一方、アップルやグーグルの親会社アルファベット、半導体ブロードコムなどの上昇にけん引されたナスダックは堅調に推移し、過去最高値を更新した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt高の628ptからスタートした。ナスダック指数の上昇を受け、朝方こそ小高く始まったものの、すぐに下落。一部海外メディアが、米国は今回のFOMCで利下げ行った後、利下げのペースを遅らせるか、停止する準備があると報じたため、利下げ打ち止め観測が浮上。グロース市場固有の悪材料はなかったものの、投資家心理が悪化し、続落となる622ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではタイミー<215A>やインテグラル<5842>などが下落した。
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