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銘柄/投資戦略 2025/02/03 09:11 一覧へ

反落、報復関税の行方に警戒(訂正)

*09:11JST 反落、報復関税の行方に警戒(訂正) [本日の想定レンジ]
31日の米NYダウは337.47ドル安の44544.66、ナスダック総合指数は54.31pt安の19627.44、シカゴ日経225先物は大阪日中比275円安の39355円。本日は売りが先行して始まりそうだ。前週末1月31日は寄り付きから上値を伸ばす展開がとなったが、下向きの5日移動平均線(39416円)が重しとなったものの、下値は上向きの25日線(39349円)に支えられ、ローソク足は、ほぼ寄り引け同時の十字足となった。とはいえ、緩やかなリバウンド局面が続いており、ボリンジャーバンドの+1σ(39869円)が視野に入ってきている。一方、十字足が相場の分岐を示唆している可能性もあり、警戒は必要だろう。また、トランプ米大統領は1日、カナダとメキシコの輸入品に25%
の追加関税を課す大統領に署名し、中国にも10%の追加関税を課す一方、カナダとメキシコは報復すると表明している。報復関税の連鎖から世界経済の下押しに対する不安感が拭えないだけに、各国の動向にも警戒が必要で、買い見送りムードが強まりそうだ。ただ、日米ともに企業決算が本格化するなか、好決算銘柄などへの資金シフトが続き、下値では押し目を拾う動きが出ることが想定される。

[予想レンジ]
上限39400円-下限38800円

<SK>

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