東証グロース市場250指数先物見通し：米株高好感と買い戻しで堅調推移か
*07:51JST 東証グロース市場250指数先物見通し：米株高好感と買い戻しで堅調推移か
本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調推移を予想する。先週末26日の米国市場のダウ平均は654.27ドル高の40589.34ドル、ナスダックは176.16 pt高の17357.88 ptで取引を終了した。主要企業の好決算を受けた買いが先行した。PCE価格指数も想定内にとどまりインフレ鈍化基調を確認、年内の利下げ期待を受けた買いに相場は続伸した。ソフトランディング期待を受けた買いも目立ち、終日堅調に推移した。
大幅高となった米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は買い優勢の展開を見込む。米株高好感や買い戻しの動きで堅調なスタートが予想され、直近のバイオ株人気も相場の下支えとして機能しそうだ。一時期より東証プライムとの相関性が戻ってきているとはいえ、為替動向や外部環境に敏感なプライム市場よりもグロース市場を選好する資金の存在も大きいと言えるだろう。本日新規上場のリベラウェア<218A>は、想定時価総額55.6億円で、全体の需給に対する影響は限定的と思われる。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比9pt高の648ptで終えている。上値のメドは660pt、下値のメドは640ptとする。
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