日経VI:小幅に上昇、市場心理は一方向に傾かず
*16:35JST 日経VI:小幅に上昇、市場心理は一方向に傾かず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、前日比+0.06(上昇率0.29%)の21.06と小幅に上昇した。なお、高値は21.80、安値は20.61。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落した流れを受け、今日の東京市場では売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。ただ、東京市場は明日から3連休となることもあり、今日は積極的な売買は手控えムードとなり、日経225先物は昨日の水準をはさんで推移。市場心理も一方向に大きく傾かず、日経VIは概ね昨日の水準近辺で推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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