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銘柄/投資戦略 2025/02/17 12:20 一覧へ

三機工業---3Qも2ケタ増収・大幅な増益、再び通期連結業績予想の上方修正及び期末配当金の増配を発表

*12:20JST 三機工業---3Qも2ケタ増収・大幅な増益、再び通期連結業績予想の上方修正及び期末配当金の増配を発表 三機工業<1961>は14日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.0%増の1,764.90億円、営業利益が同136.3%増の141.75億円、経常利益が同119.0%増の152.85億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同109.1%増の101.64億円となった。

建築設備事業の受注高は前年同期比18.1%増の1,764.87億円、売上高は同19.2%増の1,465.07億円、セグメント利益は同124.4%増の128.09億円となった。受注高は、ビル空調衛生、電気設備の大型工事を受注したこと等により増加した。売上高及びセグメント利益は、前期から繰り越した大型工事の工事進捗及び利益率改善等により増収増益となった。

機械システム事業の受注高は前年同期比0.6%増の80.92億円、売上高は同8.0%増の80.16億円、セグメント損失は3.00億円(前年同期は6.79億円の損失)となった。売上高は、前期から繰り越した大型工事の工事進捗により増収となり、セグメント損失は改善した。

環境システム事業の受注高は前年同期比18.0%減の228.75億円、売上高は同17.2%増の204.82億円、セグメント利益は同104.6%増の7.64億円となった。受注高は、前年同期に大型の廃棄物処理施設を受注したことによる反動等で減少した。売上高及びセグメント利益は、前期から繰り越した大型工事の工事進捗及び利益率改善等により増収増益となった。

不動産事業の受注高は前年同期比4.5%増の19.45億円、売上高は同4.5%増の19.45億円、セグメント利益は同3.7%減の6.67億円となった。テナント賃貸収入が増加し、増収となったが、不要設備の撤去費用が発生したことや、一部の賃貸物件で改修工事を行ったこと等により減益となった。

2025年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比12.7%増(前回予想比2.0%増)の2,500.00億円、営業利益が81.2%増(同27.3%増)の210.00億円、経常利益が同72.5%増(同29.4%増)の220.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同67.6%増(同29.3%増)の150.00億円としている。

また、当期の業績は2024年11月11日に公表した業績予想を上回る見込みであることから、2025年3月期の期末配当予想については、前回予想の1株当たり55.00円の予想から35.00円増配の90.00円とすることを発表した。この結果、2025年3月期の1株当たり年間配当金は、前回予想の110.00円から35.00円増配の145.00円(前期1株当たり年間配当金実績は85.00円)となる予定。 <ST>

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