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市況・概要 2026/09/07 16:23 一覧へ

米半導体株高を映して買い優勢となり66000円台回復【クロージング】

*16:23JST 米半導体株高を映して買い優勢となり66000円台回復【クロージング】 7日の日経平均は大幅続伸。1378.90円高の66399.84円(出来高概算20億2000万株)と終値ベースでは1日以来4営業日ぶりに心理的な節目の66000円台を回復して取引を終えた。前週末の米国市場で半導体関連株が上昇した流れを受けて、東京市場でも値がさハイテク株中心に買われ、日経平均は前場終盤に向けて上げ幅を広げ、66668.71円まで上値を伸ばした。後場に入ると、急ピッチの上昇の反動から利益確定売りも出たほか、今週予定されている米物価統計などを見極めたいとする投資家も多く、次第に様子見ムードが強まり、66300円前後で保ち合い推移が続いた。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が850を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、海運、ガラス土石、電気機器、非鉄金属など17業種が上昇。一方、水産農林、医薬品、銀行、サービス業など16業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、キオクシアHD<285A>が堅調で、この4銘柄で日経平均を約1212円押し上げた。一方、コナミG<9766>、中外薬<4519>、バンナムHD<7832>、ソニーG<6758>が軟調だった。

前週末の米国市場では主要株価指数はそろって反落。4日発表された8月の雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想に反して大幅な増加となったことから、一旦後退していた利上げ可能性が再び意識された。ハイテク株などに売りが先行したものの、半導体関連は堅調でSOX指数は3%超高となった。これを受け、東京市場でも人工知能(AI)関連株中心に値を上げる銘柄が増えた。一方、米国市場でセールスフォースなどが下落したこともあり、NEC<6701>や富士通<6702>、NRI<4307>、Sansan<4443>、ラクス<3923>などのSaaS、ソフトウェア関連株は下落した。

日経平均は、25日移動平均線(66149円)を上回り、75日線(66798円)にも急接近するなど、通常であれば相場の出直りを期待する投資家も増えることが期待される。ただ、指数寄与度の大きい半導体・AI関連株が上昇したことが大きく影響しているほか、プライム市場では値下がり銘柄数の方が多い状況である。また、米国のインフレ動向を警戒する投資家も多く、積極的に上値を買い上がる雰囲気につながっていないようだ。

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