前場に注目すべき3つのポイント~半導体やAI関連株の底堅さを見極め~
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体やAI関連株の底堅さを見極め~
7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■半導体やAI関連株の底堅さを見極め
■任天堂、1Q営業利益 150.5%増 1425億円
■富士フイルムHD<4901>複合機子会社を分離へ、上場視野
■半導体やAI関連株の底堅さを見極め
7日の日本株市場は、米株安の流れから利食い優勢のなかで、押し目狙いの買いに向かわせそうだ。6日の米国市場はNYダウが464ドル安、ナスダックは15ポイント安だった。ホルムズ海峡の開放に向けたイランとオマーンの合意案によると、米国とイスラエルの船舶の航行を認めない内容が含まれており、合意が見通せないとして原油先物価格が上昇したことが重荷になった。米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長はインフレ高が進むなら利上げの用意があると報じられたことも売りに向かわせた。シカゴ日経225先物は大阪比70円高の65620円。円相場は1ドル=158円40銭台で推移。
日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形から小動きで始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで64940円まで売られて75日線を割り込む場面もみられたが、その後66370円まで上昇して一時25日線を上回っていた。両線を挟んでの推移が続くとみられ、前日に下げの目立ったキオクシアHD<285A>や東京エレクトロン<8035>など指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の底堅さを見極めながらの押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
また、昨夕決算を発表したソフトバンクG<9984>はADR(米預託証券)で1%あまり下落しているが、日中で4%を超える下げだったこともあり、アク抜けの動きをみせてくるかが注目されそうだ。フィラデルフィア半導体(SOX)指数は小幅に上昇したほか、時間外取引でマイクロチップ・テクノロジーが急伸している。半導体株の底堅さがみられるようだと、先物主導でリバウンドを強めてくる可能性はあるだろう。
そのほか、決算を手掛かりとした個別物色は活発であり、昨夕発表したところでは三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、野村<8604>、オリックス<8591>、ニコン<7731>、コスモエネHD<5021>、JX金属<5016>、三菱マ<5711>、レゾナック<4004>、NOK<7240>、浜松ホトニク<6965>などの動向が注目されそうだ。
■任天堂、1Q営業利益 150.5%増 1425億円
任天堂<7974>が発表した2027年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比
9.5%減の5178億1300万円、営業利益は同150.5%増の1425億9600万円だった。ゲー
ム専用機ビジネスではNintendo Switch 2が順調に推移し、ハードウェアの販売台数
は382万台となった。ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、パッケージ併売
ダウンロードソフトの売上が増加した。
■前場の注目材料
強気材料
・SOX指数は上昇(12048.69、+39.81)
・シカゴ日経225先物は上昇(65620、+70)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・トヨタ自<7203>来年の世界生産計画1000万台超、国内350万台、供給網維持
・富士フイルムHD<4901>複合機子会社を分離へ、上場視野
・石油資源開発<1662>米シェールオイル・ガス資産買収、500億円で
・三井金属<5706>三菱マテリアルなどとの、銅精鉱の購入事業統合延期
・三井不<8801>複合施設にフィジカルAI、NTT東日本などと新サービス
・GSIクレオス<8101>社長・吉永直明氏、有機薄膜太陽電池で成長
・クボタ<6326>「遠隔監視型無人自動運転トラクター」来春投入
・カナデビア<7004>伊藤忠などとモロッコでゴミ発電、総事業費1900億円
・新明和工業<7224>HAPSエンジン試験、甲南工場で年度内
・パワーエックス<485A>蓄電容量1.7倍コンテナ、来年5月量産
・古河機械金属<5715>古河ユニック、ブーム伸縮にフック連動、トラック搭載型クレーン・ニッパツ<5991>半導体製造部品を増強、設備導入に60億円
・旭化成<3407>電解液技術で中国参入、ハイケムと契約、リチウム電池向け
・住友ファーマ<4506>免疫増強技術を事業化、ワクチン開発で新部署
・センコーグループHD<9069>常務執行役員・長友孝司氏、メーカー系物流に照準
・安藤ハザマ<1719>神戸市立工業高等専門学校と、人型ロボで建機操作を研究
・ロート製薬<4527>海洋資源活用に出資
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 家計支出(6月) 予想1.0% 前回-0.4%
<海外>
・特になし
<YY>