2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正。11.7%減益を予想。
【業績予想/決算速報】ベルーナ<9997>が10月30日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(14,700百万円)から下方修正され、11.7%減益の11,000百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/12 | 212,376 | 11,217 | 12,459 | 7,417 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2023/10/30 | 208,500 | 10,000 | 11,000 | 7,000 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2023/07/31 | 219,000 | 14,000 | 14,700 | 9,400 |
202309 中 | 6 | 会社予想 | 2023/07/31 | 99,200 | 4,100 | 4,400 | 3,200 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
2024年3月期連結業績予想につきまして、下記理由等により売上高、営業利益が当初予想を大きく下回る見通しとなりました。また、営業利益が当初予想を下回ったことに伴い、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益についても当初予想を下回る見通しとなりました。(主な修正理由)・アパレル・雑貨事業において、円安の影響、原材料や資材価格の高騰を受け仕入原価が上昇したことで、商品の値上を行ったため受注単価は上昇したものの既存顧客のレスポンスが鈍化傾向となりました。また、紙代及び印刷代等の販促関連の経費が増加するなか、利益を優先するために紙媒体の発行量を抑制したことで新規顧客の獲得数が減少し、稼働顧客数が減少しました。この影響による当初予想との差異は売上高△4,878百万円、営業利益△2,685百万円となる見込みです。なお、足下では価格戦略の見直しに着手しており、レスポンスは回復の兆しが出てきております。・プロパティ事業において、ホテル事業に関しては宿泊需要の回復に伴い、既存ホテルの稼働率や客室単価等が改善したことに加え、国内新規稼働ホテルが加わったことで増収増益となりました。一方、円安の影響で予定していた海外不動産の売却案件を翌期以降に後ろ倒しさせる可能性が大きくなりました。この影響による当初予想との差異は売上高△2,324百万円、営業利益△611百万円となる見込みです。 なお、今回の業績予想修正に伴う配当予想の修正はございません。※この資料に記載されている業績等の予想数値は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。