フィスコニュース

12月16日のNY為替概況

2024年12月17日 05:07 市況・概要

*05:07JST 12月16日のNY為替概況  16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、153円98銭へ下落後、154円48銭まで上昇し、引けた。日米の中銀会合を控えた思惑的なドル買い、円売りで154円台に乗せた後、米国の12月NY連銀製造業景気指数の大幅な鈍化を受けて一時ドル売りになった。しかし、12月製造業PMI速報値は悪化も、12月サービス業PMI速報値の大幅改善を好感したとみられ、ドル買い、円売りが再燃・加速した。

 ユーロ・ドルは1.0475ドルへ下落後、1.0522ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は161円62銭から162円21銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2640ドルへ下落後、1.2699ドルまで上昇。英中銀会合での政策金利据え置き予想がポンドの下支えになったもよう。ドル・スイスフランは0.8922フランから0.8949フランでもみ合った。

[経済指標]
・米・12月NY連銀製造業景気指数:0.2(予想:10.0、11月:31.2)
・米・12月製造業PMI速報値:48.3(予想:49.5、11月:49.7)
・米・12月サービス業PMI速報値:58.5(予想:55.8、11月:56.1)
・米・12月総合PMI速報値:56.6(予想:55.1、11月:54.9)

<KK>

フィスコニュース


一覧へ