【お知らせ】株価表示を20分ディレイ株価に対応!

個別銘柄ページ/サマリの株価表示部分及びチャートページを終値ベースから20分ディレイ株価ベースに変更しました。より便利になった株予報Proをぜひご活用ください。

【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

フィスコニュース

29日の米国市場ダイジェスト:NYダウは243ドル高、GDPを好感

2024年08月30日 08:05 市況・概要

*08:05JST 29日の米国市場ダイジェスト:NYダウは243ドル高、GDPを好感 ■NY株式:NYダウは243ドル高、GDPを好感

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は243.63ドル高の41,335.05ドル、ナスダックは39.6ポイント安の17,516.43で取引を終了した。

4-6月期国内総生産(GDP)、個人消費改定値が予想を上回り、寄り付き後、上昇。国内経済や労働市場、消費の堅調さが示され、景気見通しの改善で相場は続伸した。終盤にかけ、金利高や半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)の下落が重しとなりナスダックが下落に転じるとダウも失速も過去最高値を更新し、まちまちで終了。セクター別では、エネルギー、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落。

携帯端末のアップル(AAPL)は、人工知能(AI)搭載の新型アイフォーンの出荷台数が昨年に比べ10%増を想定していると部品供給会社に伝えたとの報道、対話型人工知能(AI)開発の非営利研究機関オープンAIの資金調達に参加することを協議していると報じられ、買われた。カジュアル小売りのギャップ(GAP)は日中発表した第2四半期決算で、既存店売上が予想を上回ったほか、通期の利益率見通し引き上げが好感され、上昇。家電量販チェーンのベストバイ(BBY)は四半期決算で、通期見通しを上方修正し、アナリストが投資判断を2段階引き上げ、大幅高。

半導体のインテル(INTC)はコスト削減策の一環として従業員削減計画が好感され、上昇。後払いサービスを提供するアファーム(AFRV)は決算の内容が好感され、買われた。ウェブサイト運営のイェルプ(YELP)は検索サービスを巡る反競争的な行動に関しグーグルに対し訴訟を起こし、上昇。グーグル運営のアルファベット(GOOG)は下落。半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)は四半期決算の売上高見通しが市場の期待に満たず、続落した。ディスカウント小売のダラー・ゼネラル(DG)は四半期決算で、通期の売上高見通し下方修正が嫌気され、下落。

取引終了後に決算を発表したコンピューターメーカーのデル(DELL)は調整後の1株利益が予想を上回り、時間外取引で買われた。一方、化粧品小売りのアルタ・ビュ―ティ(ULTA)は需要減で売上見通しを引き下げ、下落している

(Horiko Capital Management LLC)


■NY為替:米4-6月期GDP改定値の上方修正などを受けてドル強含み

29日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円53銭から145円55銭まで上昇し、144円99銭で引けた。米4-6月期国内総生産(GDP)、個人消費改定値が予想外に上方修正されたほか、米先週分新規失業保険申請件数も減少し、経済や消費、雇用の底堅さが証明されたため長期金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。その後、米7月中古住宅販売成約指数が予想に反し低下し、過去最低水準に落ち込みドルは伸び悩んだ。米アトランタ連銀のボスティック総裁が「利下げ決定前に、再利上げのリスクがないことを確認する必要がある」など、連邦準備制度理事会(FRB)の慎重姿勢も金利高に連れたドル買いを支援。

ユーロ・ドルは1.1097ドルから1.1056ドルまで下落し、1.1079ドルで引けた。ドイツのインフレ鈍化を受けて追加利下げを織り込むユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、161円25銭まで上昇後、160円32銭まで下落。日欧金利差縮小観測にユーロ売りに押された。ポンド・ドルは1.3146ドルへ下落後、1.3190ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8440フランから0.8494フランまで上昇した。


■NY原油:反発、一時76.91ドルまで値上り

29日のNY原油先物10月限は反発(NYMEX原油10月限終値:75.91 ↑1.39)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.39ドル(+1.87%)の75.91ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは74.05ドル-76.91ドル。ロンドン市場で74.05ドルまで下落したが、米国市場の序盤にポジション調整的な買いが入ったことで76.91ドルまで値上り。ただ、その後は上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に76ドルを挟んだ水準で推移。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  40.17ドル   +0.22ドル(+0.55%)
モルガン・スタンレー(MS) 102.60ドル  +0.40ドル(+0.39%)
ゴールドマン・サックス(GS)510.10ドル  +6.77ドル(+1.34%)
インテル(INTC)        20.13ドル   +0.52ドル(+2.65%)
アップル(AAPL)        229.79ドル  +3.30ドル(+1.45%)
アルファベット(GOOG)    163.40ドル  -1.10ドル(-0.66%)
メタ(META)           518.22ドル  +1.44ドル(+0.27%)
キャタピラー(CAT)      351.64ドル  +3.44ドル(+0.98%)
アルコア(AA)         32.47ドル   +0.38ドル(+1.18%)
ウォルマート(WMT)      76.42ドル   +0.34ドル(+0.44%) <ST>

フィスコニュース


一覧へ