新興市場銘柄ダイジェスト:QPS研究所は大幅に4日ぶり反発、ウェルスナビが大幅に3日ぶり反発
*16:15JST 新興市場銘柄ダイジェスト:QPS研究所は大幅に4日ぶり反発、ウェルスナビが大幅に3日ぶり反発
<5595> QPS研究所 3160 +239
大幅に4日ぶり反発。一部メディアが「アラブ首長国連邦(UAE)の政府系ファンド、ムバダラ・インベストメントは28日、AIと宇宙技術の分野に今年大規模投資を行う方針を明らかにした」と報じ、宇宙関連銘柄が買われている。同ファンドのマネジングディレクターが投資家会議で「日本や中国、韓国、インドを含むアジアへの長期的アロケーションも拡大した」と明かしたという。QPS研究所のほか、ispace<9348>にも買いが入っている。
<7342> ウェルスナビ 2227 +94
大幅に3日ぶり反発。東海東京調査センターがレーティング「Outperform」を継続した上で、目標株価を2690円(従来1620円)に引き上げている。東海東京は「株式市場の上昇が追い風、三菱UFJ銀行と資本業務提携」と題して市場の活況や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>との提携を評価。営業利益予想について24年12月期は前期比9.0%増の5.70億円、25年12月期は15.8%増の6.60億円、26年12月期は15.2%増の7.60億円とした。
<4073> ジィ・シィ企画 1004 +150
ストップ高。27日にトランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)<5258>と資本業務提携契約を締結すると開示したことが引き続き材料視され、買いが殺到している。TMNはジィ・シィ企画株37万2000株を相対取引で取得する。決済端末からシステム開発までワンストップで提供できる自社の強みはTMNの事業と類似性があり、高いシナジー効果が期待できるとしており、投資家から好感されているようだ。
<7077> ALiNK 1265 -119
一時ストップ高も大幅続落。27日に気象データ(天気・気温等)を活用したダイナミックプライシング事業を開始すると発表したことが改めて買い材料視され買い先行も、伸びきれず後場に反転したした。ダイナミックプライシングは、消費者の需要と供給を考慮して商品やサービスの価格を変動させる手法。レンタルスペース事業を事業譲受して実証実験を行う。譲受価額は0.14億円。駅近と駅遠のレンタルスペースが天気や気温差でどのような需要の変化を受けるかなどを分析するという。
<2928> RIZAP-G 497 +20
反発。子会社のRIZAP(東京都新宿区)が運営するコンビニジム「chocoZAP」が今後展開する新サービスの内容と戦略の説明を目的とした発表会を3月28日に実施すると開示している。瀬戸健社長がプレゼンテーションを行う予定。同発表会では「これまでの常識を覆す全く新しいライフスタイルの提案を目指し、chocoZAPの新サービス、成長戦略及び今後の展望等について説明する」としている。
<4412> サイエンスアーツ 648 +6
続伸。ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の680IDを能登半島地震への支援として自治体・消防・自衛隊などの災害対策関係機関へ無償提供したと発表している。現在、災害対策関係機関は被災現場の画像や映像情報等を共有しながら連携して対応に当たるため、高速データ通信を可能とする公共安全のためのネットワークを活用し、コミュニケーションツールとしてBuddycomを利用しているという。
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