東証グロ-ス指数は4日続伸、GENDAの強い動きが指数を下支え
*16:37JST 東証グロ-ス指数は4日続伸、GENDAの強い動きが指数を下支え
東証グロース市場指数 817.49 +3.32 /出来高1億2814万株/売買代金1358億円東証グロース市場250指数 634.66 +3.17 /出来高9098万株/売買代金1091億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに4日続伸。値上がり銘柄数は241、値下り銘柄数は286、変わらずは44。
11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は120.62ドル安(-0.31%)の38747.42ドル、ナスダックは151.02ポイント高(+0.88%)の17343.55、S&P500は14.53ポイント高(+0.27%)の5375.32で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)
や消費者物価指数(CPI)の発表を控え警戒感に売られ、寄り付き後から下落。ダウは商業用不動産などへの懸念に銀行セクターが重しとなり、終日、軟調に推移した。一方、ナスダックはアップルの上昇が支援し上昇に転じ終盤にかけて上げ幅を拡大。連日で過去最高値を更新した。
米国株は高安まちまちとなったことから、グロース市場も売り買い交錯で方向感に乏しいスタートとなった。ただ、主力株のGENDA<9166>などが引き続き買われたことで、グロース市場指数、グロース250指数ともに寄付きからじりじり上昇。売買代金はさほど膨らんでいないが、25日移動平均線よりも上で推移するしっかりとした地合いとなった。
個別では、信用取引に関する臨時措置の解除を受けてアイズ<5242>が急騰した。
時価総額上位銘柄では、決算や米国企業M&A発表などを材料にGENDAが大商いで上昇したほか、ウェルスナビ<7342>も切り返した後は上げ幅を拡大。値上がり率上位銘柄では、売れるネット広告社<9235>、データホライゾン<3628>、トリプルアイズ<5026>がランクイン。
一方、損害賠償請求訴訟でモビリティらが控訴したことでジィ・シィ企画<4073>
が売り優勢となったほか、ジェイック<7073>は足元3日連続でストップ高だったことから利益確定売りが先行した。時価総額上位銘柄では、カバー<5253>が、利益確定売り優勢となったほか、JTOWER<4485>、セーフィー<4375>が売られた。値下がり率上位銘柄では、グリッド<5582>、アストロスケールHD<186A>がランクイン。
なお、東証グロース市場Core指数では、GENDA、ウェルスナビのほか、シーユーシー<9158>、ispace<9348>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9235|売れるネット広告 | 2387| 400| 20.13|
2| 4058|トヨクモ | 1645| 237| 16.83|
3| 6026|GMOTECH | 12350| 1730| 16.29|
4| 4592|サンバイオ | 575| 80| 16.16|
5| 4256|サインド | 750| 100| 15.38|
6| 9212|GEI | 526| 55| 11.68|
7| 9166|GENDA | 1792| 164| 10.07|
8| 4564|OTS | 24| 2| 9.09|
9| 3628|データHR | 699| 57| 8.88|
10| 5026|トリプルアイズ | 1497| 112| 8.09|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7073|ジェイック | 4080| -700| -14.64|
2| 7083|AHCグループ | 1199| -163| -11.97|
3| 4582|シンバイオ製薬 | 187| -25| -11.79|
4| 7086|きずなHD | 1389| -182| -11.58|
5| 4073|ジィ・シィ企画 | 955| -92| -8.79|
6| 6522|アスタリスク | 722| -66| -8.38|
7| 7774|J・TEC | 672| -51| -7.05|
8| 5582|グリッド | 2540| -189| -6.93|
9| 186A|アストロスケール | 1120| -81| -6.74|
10| 6181|タメニー | 149| -10| -6.29|
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