東証グロ-ス指数は小幅続落、売買代金減少で方向感に乏しい展開に
*17:01JST 東証グロ-ス指数は小幅続落、売買代金減少で方向感に乏しい展開に
東証グロース市場指数 927.55 -1.01 /出来高 1億1261株/売買代金1374億円東証グロース市場250指数 738.20 -0.91 /出来高 8426万株/売買代金1232億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに小幅続落。値上がり銘柄数は264、値下り銘柄数は267、変わらずは31。
13日の米国市場はまちまち。ダウ平均は37.83ドル高(+0.10%)の39043.32ドル、ナスダックは87.87ポイント安(-0.54%)の16177.77、S&P500は9.96ポイント安(-0.19%)の5165.31ポイントで取引を終了した。2カ月連続で予想を上回った2月の消費者物価指数(CPI)を巡る判断が分かれ、寄り付き後からまちまち。その後、長期金利の上昇に伴うハイテクの売りに拍車がかかり、相場全体の重しとなった。しかし、14日に発表を控える生産者物価指数(PPI)や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちで動意乏しく、終盤にかけ調整色が強まり、ダウは上げ幅を縮小し終了。
ナスダックの下落などを受けて、東証グロース市場はやや売り優勢で取引を開始した。寄付き後は、東証グロース市場指数、東証グロース250指数ともに前日比終値水準でのもみ合い後、じりじりと下げ幅を広げる場面も見られた。ただ、売買代金が減少しており目立った売りは入らなかったことから、東証グロース市場指数、東証グロース250指数はともに売り一巡後は下げ幅を縮小。結果として、方向感に乏しい一日となった。
個別では、海外で発行済株式総数の約25%にあたる最大2059万1900株を新たに発行すると発表したispace<9348>は大幅安でスタートした後、下げ幅を縮小した。時価総額上位銘柄では、JTOWER<4485>、セーフィー<4375>が売られた。値下がり率上位銘柄では、Kudan<4425>、地域新聞社<2164>、LaboroAI<5586>がランクイン。
一方、GENDA<9166>が国内証券会社のレポートなどが影響してようやく下げ止まったほか、時価総額上位銘柄では、MacbeeP<7095>、ティーケーピー<3479>が買われた。値上がり率上位銘柄では、さくらさくプラス<7097>、QPS研究所<5595>がランクイン。
東証グロース市場Core指数では、GENDA、MacbeeP、ティーケーピーのほか、BASE<
4477>、フリー<4478>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6085|アキテクツSJ | 665| 100| 17.70|
2| 7097|さくらさく | 1066| 150| 16.38|
3| 3652|DMP | 4200| 510| 13.82|
4| 5134|POPER | 718| 75| 11.66|
5| 7074|247 | 376| 35| 10.26|
6| 7072|インテM | 1253| 111| 9.72|
7| 5595|QPS研究所 | 3700| 310| 9.14|
8| 9338|INFORICH | 4570| 365| 8.68|
9| 9565|GLOE | 2151| 157| 7.87|
10| 9246|プロジェクトHD | 1400| 95| 7.28|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4425|Kudan | 2670| -700| -20.77|
2| 9236|ジャパンM&A | 2940| -700| -19.23|
3| 2164|地域新聞社 | 731| -150| -17.03|
4| 5031|モイ | 264| -53| -16.72|
5| 5248|テクノロジーズ | 4175| -700| -14.36|
6| 3815|メディア | 226| -35| -13.41|
7| 5586|LaboroAI | 1967| -299| -13.20|
8| 9235|売れるネット広告 | 3170| -470| -12.91|
9| 7409|AeroEdge | 2820| -330| -10.48|
10| 9256|サクシード | 1075| -110| -9.28|
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