ロココ---2Qは2ケタ増収・大幅増益、ITO&BPO事業とクラウドソリューション事業が大幅増益を果たす
*11:55JST ロココ---2Qは2ケタ増収・大幅増益、ITO&BPO事業とクラウドソリューション事業が大幅増益を果たす
ロココ<5868>は14日、2025年12月期第2四半期(25年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.3%増の43.03億円、営業利益が同478.2%増の2.65億円、経常利益が同558.5%増の2.84億円、親会社株主に帰属する中間純利益が1.95億円(前年同期は0.11億円の利益)となった。
ITO&BPO事業の売上高は28.22億円(前年同期比12.2%増)、セグメント利益(営業利益)は1.72億円(前年同期比492.3%増)となった。新規案件の獲得、既存取引先の増員、システム投資に伴う機器販売の受注等により、ITサービスマネジメント事業、カスタマーコミュニケーション事業、イベントサービス事業の売上及び利益が好調に推移した。ソリューション事業においては、前期に大型の施設向けソリューション導入案件があった影響で、前年同期比で売上及び利益が減少した。
クラウドソリューション事業の売上高は14.15億円(前年同期比20.2%増)、セグメント利益(営業利益)は0.93億円(前年同期比335.9%増)となった。企業におけるDX推進の流れにより、ServiceNow事業において新規契約を獲得し、売上及び利益ともに好調に推移した。HRソリューション事業では、前期に既存顧客に対する大型改修案件があった影響で、前年同期比で売上及び利益が減少した。システムソリューション事業では、2024年12月にファンクラブプラットフォーム運営事業を譲り受けた影響で売上が増加した。
その他の売上高は2.12億円(前年同期比5.9%増)、セグメント損失(営業損失)は0.00億円(前年同期は0.04億円の損失)となった。外部顧客への売上高はやや減少したものの、グループ向けの開発保守案件の売上高が増加した。費用面では、一部の子会社で、人員数増加や賃率上昇のため、人件費が増加した。
2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.4%増の86.10億円、営業利益が同16.3%増の4.96億円、経常利益が同11.5%増の4.92億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.1%増の3.31億円とする期初計画を据え置いている。
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