東証グロース市場250指数先物概況:高値警戒感やポジション調整で大幅続落
2025年02月14日 16:30
市況・概要
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:高値警戒感やポジション調整で大幅続落
2月14日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比18pt安の672pt。なお、高値は687pt、安値は671pt、日中取引高は6192枚。13日の米国市場のダウ平均は反発。生産者物価指数(PPI)コア指数が安定した結果との判断に、寄り付き後、上昇。長期金利の低下を好感し、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけ、トランプ大統領が相互関税措置に署名も、想定されたほど厳しいものではなく、発動も4月以降になる可能性から安心感が広がり買戻しが加速、一段高で終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt安の687ptからスタートした。米国株安を受け、朝方から売り優勢で推移。トランプ米大統領が「台湾が米国から半導体産業を奪っている」と主張したことが伝わり、日本のハイテク株に売りが向かったほか、関税懸念が再燃したことで、日本市場全体に売りが広がった。高値警戒感や週末要因によるポジション調整の動きも観測され、引けにかけて下げ幅を拡大。本日の安値圏となる672ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>
やカバー<5253>などが下落した。
<SK>
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