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日経平均は639円安でスタート、三菱UFJやアドバンテストなどが下落

2025年02月03日 09:40 市況・概要

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38932.66;-639.83TOPIX;2748.62;-40.04

[寄り付き概況]

 2月3日の日経平均は前営業日比639.83円安の38932.66円と大幅反落でスタート。1月31日の米国市場でダウ平均は337.47ドル安の44544.66ドル、ナスダックは54.31ポイント安の19627.44で取引を終了。PCEコア価格指数でサプライズなく、金利低下で寄り付き後、上昇。トランプ政権による関税発動が3月まで先送りされるとの報道が好感され一段高となった。その後、政府の報道官が報道を否定し、2月1日から関税を開始する計画にかわりはないことを明らかにしたため警戒感が強まり売りが加速し下落に転じた。アップルの決算を好感し大きく上昇していたナスダックも下落に転じ、相場は終盤にかけ下げ幅を拡大。シカゴ日経225先物は大阪比275円安の39355円。本日の日経平均は売りが先行。トランプ政権の関税政策により、改めて警戒感が高まっているようだ。

 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>、三井住友<8316>、ディスコ<6146>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、フジクラ<5803>などが下落。業種別では、輸送用機器、医薬品、証券商品先物などが下落率上位で推移。

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