東証グロ-ス指数は続伸、薄商いのなか売られすぎに対する反動が先行
*16:37JST 東証グロ-ス指数は続伸、薄商いのなか売られすぎに対する反動が先行
東証グロース市場指数 887.41 +6.15 /出来高 1億990株/売買代金1107億円東証グロース市場250指数 701.55 +4.29 /出来高8049万株/売買代金772億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに続伸。値上がり銘柄数は372、値下り銘柄数は169、変わらずは30。
8日の米国市場はまちまち。ダウ平均は11.24ドル安(-0.03%)の38892.80ドル、ナスダックは5.44 ポイント高(+0.03%)の16253.96、S&P500は1.95ポイント安(-0.04%)の5202.39で取引を終了した。3月雇用統計の強い結果を受けた底堅い成長期待に引き続き買われ、寄り付き後、上昇。しかし、金利の上昇が重しとなり上値を抑制し相場は下落に転じた。ただ、3月消費者物価指数(CPI)などの重要インフレ指標の発表を控え、終日調整色が強くもみ合いが続き、まちまちで終了。
米国株は高安まちまちだったことから、グロース市場も高安まちまちで取引を開始した。プライム市場同様、グロース市場も売買代金は低迷したが、グロース市場指数、グロース市場250指数ともにじりじりと上げ幅を広げる展開となった。一部では、「足元の下げに対する買戻し」との声も聞かれ、しっかりとした地合いに。グロース市場250指数は終値ベースで700台を回復した。
個別では、データセクション<3905>、キューブ<7112>、雨風太陽<5616>が買い優勢となった。時価総額上位銘柄では、ispace<9348>、GENDA<9166>、トライト<9164>
が買われた。上昇率上位銘柄では、エフ・コード<9211>、アイビス<9343>がランクイン。
一方、ジャパニアス<9558>が、24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の営業利益を前年同期比25.5%減の1.47億円と発表したことからストップ安となった。時価総額上位銘柄では、カバー<5253>が売られた。下落率上位銘柄では、アジャイル<
6573>、QPS研究所<5595>がランクイン。
東証グロース市場Core指数では、ispace、GENDA、トライトのほか、MacbeeP<7095>、フリー<4478>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3905|データセク | 1140| 150| 15.15|
2| 7112|キューブ | 799| 100| 14.31|
3| 5616|雨風太陽 | 1153| 136| 13.37|
4| 9211|エフ・コード | 2772| 307| 12.45|
5| 4884|クリングル | 617| 56| 9.98|
6| 4389|プロパティDBK | 1134| 95| 9.14|
7| 5586|LaboroAI | 1604| 129| 8.75|
8| 9343|アイビス | 3675| 255| 7.46|
9| 3692|FFRI | 2161| 141| 6.98|
10| 7776|セルシード | 229| 14| 6.51|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9331|キャスター | 1586| -454| -22.25|
2| 9558|ジャパニアス | 2630| -500| -15.97|
3| 2321|ソフトフロン | 88| -13| -12.87|
4| 6573|アジャイル | 150| -15| -9.09|
5| 7094|NexTone | 1231| -90| -6.81|
6| 6085|アキテクツSJ | 536| -39| -6.78|
7| 5595|QPS研究所 | 3570| -245| -6.42|
8| 147A|ソラコム | 1900| -114| -5.66|
9| 4169|エネチェンジ | 612| -36| -5.56|
10| 3914|JIG-SAW | 3960| -220| -5.26|
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