東証グロース市場250指数先物見通し:引き続き上値追いか
2025年02月13日 08:05
市況・概要
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:引き続き上値追いか
本日の東証グロース市場250指数先物は、引き続き上値追いを予想する。前日12日のダウ平均は225.09ドル安の44,368.56ドル、ナスダックは6.10pt高の19,649.95ptで取引を終了した。消費者物価指数(CPI)が予想外に加速したため利下げ期待の後退で、寄り付き後、大幅安。その後、ウクライナ停戦交渉開始でトランプ大統領と露プ―チン大統領が合意したことが報じられると、地政学的リスク懸念の後退で一部買い戻され、相場は下げ幅を縮小した。金利上昇が重しとなり、ダウは終日軟調に推移したがナスダックはインテル(INTC)やアップル(AAPL)の上昇がけん引しプラス圏に回復し、まちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は上値追いを予想する。このところ新興市場物色の動きが加速しており、この動きは継続すると思われる。サイコロジカルラインが83.3%まで上昇するなど、テクニカル的な過熱感は高まっているものの、金利上昇を理由に上値を抑制されていた後だけに、割高との見方は乏しく、現物を含めて押し目買い意欲が強そうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比4pt高の696ptで終えている。上値のメドは710pt、下値のメドは685ptとする。
<SK>
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