個人投資家・有限亭玉介:短期資金に狙われやすい話題株が高い中で特に監視中の株とは?【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:短期資金に狙われやすい話題株が高い中で特に監視中の株とは?【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年3月3日10時に執筆
方向感のない相場で短期的な予想も立てづらいですねぇ。2月28日の下落を皮切りに、3月を通して相場はどのように変化していくのか注視する必要があります。このような相場をどう乗り越えるか…「個人投資家の腕の見せ所」という感じがします。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
昨年10月から続いていたボックス相場が継続していくと思われていた矢先、2月28日の日経平均は終値で前日比マイナス1100.67円となる37155.50円を付けました。同日の場中の安値は36840.12円となり、あたくしがボックス相場の下限と設定していた昨年10月の37712.19円を下回ってきました。
米エヌビディアの決算が市場期待を超えられなかった事で日本の半導体関連も連れて売られたようですねぇ。日経平均の前日比1000円を超える下落を見ると、昨年夏の「令和のブラックマンデー」を思い出しましたよ。この先はリバウンドもあるでしょうが、短期的には不安定な動きが見られるでしょう。
米国発のニュースが日本の株価に影響する以上、トランプ大統領の政策は注視していく必要があります。関税政策による経済への悪影響を懸念する声も多いですが、あたくしが気になったのは500万ドルで米永住権を取得できる「ゴールドカード」のビザに関する発表ですかねぇ。日本円にして7億5千万超…「ほ、ほほぅ…」となる金額です。
さて、今回は方向感のない相場で成長性に加えて先高感のある銘柄をピックアップしてみました。
AI・ディープラーニングの開発を手掛けるRidge-i<5572>は、昨年12月に林野庁が公募した「地球観測衛星データを活用した山地災害判読事業」に採択されるなど実力には定評があります。同社は衛星画像解析ソリューションを提供している事から、宇宙関連としての思惑もあるようです。
「バイオ3Dプリンティング」が話題のサイフューズ<4892>は、2月8日のTBS情報番組「情報7daysニュースキャスター」にて紹介されると一気にストップ高まで買われました。業績は軟調ながらも話題性や将来性は十分と見て、底値圏から動意したチャートがどうなるか注視したいです。
オンライン資格講座などを提供するKIYOラーニング<7353>も直近で下値を切り上げておりますな。「ビズリーチ」などの転職サイトで知られるビジョナル<4194>が同社の大量保有報告書を提出した事が判明し、思惑買いが流入している模様。リスキリングなどが話題になる昨今、業務提携の可能性も期待してしまいます…。
2月21日に上方修正を発表したサクサHD<6675>は、窓を開けて動意しました。ネットワーク・セキュリティ機器の販売等を手掛ける同社は、セキュリティ関連としての思惑がある他、PER・PBRの割安感もあります。
産業分野に特化した非GPS型小型ドローンの開発や運用を手掛けるリベラウェア<218A>は、3月14日に決算発表予定です。日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構が運営する大強度陽子加速器施設(J-PARC)での点検ドローン活用プロジェクトが好材料視されており、今後も狭小空間でのドローン点検需要を獲得できるか監視中。
最後は仮想デスクトップ関連の製品開発や販売を手掛けるアセンテック<3565>です。生成AIの市場拡大を受けて、同社への需要も拡大している様子。25年1月期は過去最高益を更新する予想で、3月17日の決算発表は注視です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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