D&Mカンパニー Research Memo(2):医療機関や介護事業者に特化し、経営支援サービスをワンストップで提供
*15:32JST D&Mカンパニー Research Memo(2):医療機関や介護事業者に特化し、経営支援サービスをワンストップで提供
■会社概要
D&M カンパニー<189A>は、同社及び連結子会社2社((株)D&Mパートナーズ、(株)D&Mキャリア)で構成されており、医療・介護・障害福祉及びヘルスケアサービス関連事業向け等に経営サポート事業を展開する。事業を構成する主要なサービスは以下の3つに分類される。
1.事業内容
(1) F&I(ファイナンス&インベストメント)サービス
診療・介護報酬債権ファクタリング、医療・介護・障害福祉及びヘルスケア関連事業者向けリース、その他金融支援など
(2) C&Br(コンサルティング&ビジネスリノベーション)サービス
事業・組織・業務改革コンサルティング、コスト削減等による事業サポート、M&A支援など
(3) HR&OS(人材&アウトソーシング)サービス
人材紹介・人材派遣、外国人就労支援、各種アウトソーシング、採用コンサルティング、教育研修・人事制度構築など
徹底したコンサルティングにより、顧客の課題や問題点を抽出したうえで最適解決策を見出し、これら3サービスを顧客需要に即して融合し、複合的にソリューションを提供する。
2.沿革
2015年11月に(株)D&Mカンパニーを設立し、診療・介護報酬ファクタリング事業、コンサルティング事業を開始した。設立当初は代表取締役の松下明義(まつしたあきよし)氏と当時顧問の藤井幹正(ふじいみきまさ)氏の2名が中心となりスタートしている。連結子会社として、2019年7月に(株)クロステラ(現 D&Mキャリア)を、2020年12月にD&Mパートナーズを設立した。
日本では病気にかかったとき、ケガをしたときのバックアップ体制、つまり医療サービスが充実している。しかし、重要な社会インフラである医療・介護・福祉の経営環境は厳しさを増しており、危機に瀕している。同社は厳しい環境に置かれている医療・介護・福祉事業に携わる人々のサポートを行い、経営の健全化や事業の発展に貢献することで、世の中すべての人の安心・安全の確保、そして挑戦を応援する。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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