東証グロース市場250指数先物見通し:売り一巡後は落ち着きどころを模索か
2025年03月07日 08:05
市況・概要
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り一巡後は落ち着きどころを模索か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り一巡後に落ち着きどころを模索する展開を見込む。前日6日のダウ平均は427.51ドル安の42579.08ドル、ナスダックは483.48ポイント安の18069.26で取引を終了した。貿易赤字の拡大で景気減速懸念が強まったほか、他国との摩擦深刻化を警戒した売りに寄り付き後、下落。商務長官がメキシコ、カナダ関税を巡り自動車以外も免除の可能性を示唆すると一時下げ幅を縮小した。しかし、経済への影響を警戒した売りはやまず、終日軟調に推移。トランプ大統領がメキシコ、カナダ関税を巡り一部軽減を発表したが、明日発表の雇用統計への警戒感に、戻り乏しく安値圏で終了した。下落した米株市場同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り一巡後に落ち着きどころを模索する展開を見込む。米国株安の影響で下落スタートが見込まれ、不安定な値動きとなりそうだ。一方で、630pt割れに日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限や26週移動平均線が位置しており、同水準で切り返すようなら、リバウンド狙いの買いが入る可能性もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比13pt安の634ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは620ptとする。
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