アイビーシー---第1四半期売上高4.19億円、売上高は第1四半期として過去最高を記録
*14:55JST アイビーシー---第1四半期売上高4.19億円、売上高は第1四半期として過去最高を記録
アイビーシー<3920>は13日、2025年9月期第1四半期(24年10月-12月)決算を発表した。ライセンス販売およびサービスの提供が順調に推移し、売上高が4.19億円、営業利益が0.13億円、経常利益が0.12億円、四半期純利益が0.10億円となった。2024年9月期第1四半期は連結業績を開示していたが、前期において連結子会社のサンデーアーツの事業譲渡に伴い、重要性が乏しくなったことから、連結の範囲より除外し、2025年9月期第1四半期会計期間より非連結決算に移行した。そのため、対前年四半期増減率については記載していない。
同社では、2024年10月にプライベート展示会「IBC DAY 2024」を開催し、ユーザーによる事例セミナー、同社や協賛企業の最新ソリューションの展示を行い、多くのユーザー・パートナー企業が来場した。2024年12月には、政府(文部科学省)が取り組むGIGAスクール構想で進んだ校務・学習のDX化のなか、同構想の課題となっている「ネットワーク不具合の解消」「適切なネットワークの整備」への必要なソリューションの紹介として、教育委員会や同社パートナー企業向けの特設ページを開設した。同じく2024年12月に、System Answer G3の価格改定を実施した。
ソフトウエア・サービス関連事業の内、ITシステム監視関連に関わる売上区分別の業績について、ライセンスの販売では、System Answerを導入、運用されている顧客の更新を多く実施するとともに、注力してきたソリューション販売を着実に売り上げることができた。ライセンス販売の売上高は前年同期比22.3%増の1.98億円、サービスの提供の売上高は同12.4%増の1.42億円、その他物販等の売上高は同1.4%減の0.78億円となった。
また、同社は2022年9月期より配当を開始し、増配を継続しており、今後とも継続して株主への積極的な利益還元を明確にするために累進配当を導入した。
2025年9月期通期の業績予想については、売上高が前期比14.8%増の24.00億円、営業利益が同17.0%増の4.50億円、経常利益が同21.9%増の4.82億円、当期純利益が同55.5%増の3.58億円とする期初計画を据え置いている。
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