新興市場銘柄ダイジェスト:FPパートナーは大幅に反発、ヘリオスが大幅に3日ぶり反発
*16:25JST 新興市場銘柄ダイジェスト:FPパートナーは大幅に反発、ヘリオスが大幅に3日ぶり反発
<7369> メイホーHD 2726 +142
大幅に反発。子会社のメイホーエクステック(岐阜市)が今田建設ホールディングス(大阪市)の株式を取得すると発表している。取得価額は28.15億円で、異動後の議決権所有割合は100%。同社子会社の今田建設(同)は鉄道工事や官公庁、民間の建築工事を受託しており、メイホーエクステック傘下の建設4社との人材交流や体験・施工ノウハウなどの技術共有を図る。
<4391> ロジザード 1305 -127
大幅に3日ぶり反落。前日に急騰した反動で利益確定売りに押されている。物流業界の人手不足が懸念される「2024年問題」に関し、政府が緊急対策をまとめるとの報道を皮切りに物流ITサービスを手掛けるロジザードなど関連銘柄に投資資金が流入。政府は6日の関係閣僚会議で「物流革新緊急パッケージ」を決定した。11日も朝方は買いが先行し、一時年初来高値を更新したが、その後は買い一服感から売り優勢に転じている。
<7388> FPパートナー 4195 +630
大幅に反発。23年11月期第3四半期累計(22年12月-23年8月)の営業利益を前年同期比40.2%増の45.79億円と発表している。営業社員の増加やレベル向上で新規契約数(6.3%増)や新規顧客数(9.9%増)が拡大したほか、自社集客案件など利益率の高い契約獲得が利益の増加に寄与した。通期予想は前期比44.1%増の55.10億円で据え置いた。進捗率は83.1%となっている。
<6255> NPC 721 +100
ストップ高。26年8月期の営業利益目標を19.00億円とする中期経営計画を発表している。太陽光パネルのリサイクル装置の提供、FA装置の顧客獲得などで安定的な成長を目指す。24年8月期の営業利益予想は前期比62.2%増の15.84億円。米太陽電池メーカーのほか、電子部品業界や自動車業界への売り上げを見込む。年間配当予想は7.00円で、前期(6.00円)から増配する。23年8月期は57.5%増の9.76億円で着地した。
<4593> ヘリオス 185 +27
大幅に3日ぶり反発。野村証券が目標株価を1500円から300円に引き下げるとともに、投資判断を「Buy」で継続している。脳梗塞を対象とする細胞製剤「HLCM051」について「開発を継続するには更なる患者組入れを要する」として上市時期の期ズレを想定、目標株価を引き下げた。一方、脳梗塞に対する薬効などを受けて投資判断は維持した。引き下げ後の目標株価も前日終値(158円)より高いことから、買い優勢となっているようだ。
<4413> ボードルア 5230 +90
大幅に反発。31日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。株式の流動性向上と投資家層の拡大を図る。また、24年2月期第2四半期累計(23年3-8月)の営業利益は前年同期比93.3%増の6.55億円で着地した。エンタープライズ顧客の拡大と深耕、先端技術分野へ注力しながら事業を推進した結果、大幅な増益となった。通期予想は前期比30.2%増の12.70億円で据え置いた。
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