新興市場銘柄ダイジェスト:シーユーシーは急騰、エコナビスタがストップ高
*15:51JST 新興市場銘柄ダイジェスト:シーユーシーは急騰、エコナビスタがストップ高
<7133> ヒュウガプライマ 1540 -15
急反発後もみ合い。エムティーアイのグループ会社ソラミチシステムと在宅医療の効率化促進のため業務提携を開始したと発表した。これを好材料視して急反発も、地合いに押されてもみ合いとなっている。在宅医療の業務において、同社が提供する報告書管理システム「ファムケア」で作成した医師やケアマネジャーへの報告書を、ソラミチシステムが提供するクラウド電子薬歴「CARADA 電子薬歴Solamichi」の薬剤服用歴に改めて記載しなおす必要がなくなり、薬剤師の業務のさらなる効率化をサポートする。
<7094> NexTone 1452 -13
続落。24日の取引終了後、25年3月期第2四半期連結決算において子会社の特別利益を計上する見込みと発表している。同社の連結子会社であるレコチョク(同社議決権割合51.7%)において、オフィス近隣再開発による本店移転に伴い移転補償金を受領することとなり、移転補償金約2億2100万円を特別利益に計上する見込みとしている。
<4019> スタメン 593 -5
一時プラ転。同社が開発・提供する「TUNAG for UNION」が、日本郵政グループ労働組合関東地方本部に導入されたことを発表した。これを好材料視して前日比プラスに転じる場面もあったが、地合いに押されてもみ合いとなっている。「TUNAG for UNION」は、日々の活動情報の発信から、それに紐づく申請・承認、組合員の反応の見える化まで実現でき、組合活動に必要な情報共有を1つで完結できるアプリで、現在150以上の様々な組合が活用している。
<5585> エコナビスタ 2225 +400
ストップ高。24日の取引終了後、エーザイと認知症領域でのエコシステム構築を目指した業務提携契約を締結するとともに、協業を開始したと発表し、好材料視されている。エーザイの脳の健康度のデジタルチェックツール「のうKNOW」や、エコナビスタの睡眠や生活習慣データから健康状態の推移を可視化する「ライフリズムナビ」および同社が開発し特許を保有する「認知症予測モデル」などを用い、高齢者施設の入居者に対して認知機能の変化に対する気づきを促す実証実験を推進する。
<9158> シーユーシー 1880 +374
急騰、一時ストップ高。25年3月期第1四半期の業績を発表し好感されている。売上高は前年同期比38.3%増の105億9700万円、純利益は同100.5%増の9億6600万円だった。医療機関セグメントでは、支援先医療機関の増加やM&A支援報酬の増加等により国内の売上収益が増加したことに加え、24年1月の米国足病事業買収により海外の売上収益が増加した。また、ホスピスセグメントでは定員50名以上の施設の稼働率が上昇、居宅訪問看護セグメントでは利用者数と利用者当たりケア時間が増加した。
<4883> モダリス 108 +6
大幅続伸。24日、米国ボストンで開催される第16回バイオプロセスサミットにおいてMDL-101の筋肉特異的改変型AAVベクター製造開発データの発表を行うと開示し、好材料視されている。改変型キャプシドは、多くのグループで研究が進み目覚ましい成果を上げているが、一方で実用化に向けた製造はまだ開発途上にある。今回の学会では、同社が臨床に向けて開発中で、筋肉特異的改変型AAVベクターを採用しているMDL-101の製造方法、結果などを含む内容を発表する。
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