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NY株式:NYダウは4ドル高、消費の鈍化懸念が重し

2025年03月26日 05:52 市況・概要

*05:52JST NY株式:NYダウは4ドル高、消費の鈍化懸念が重し 米国株式市場は続伸。ダウ平均は4.18ドル高の42587.50ドル、ナスダックは83.27ポイント高の18271.86で取引を終了した。

トランプ大統領が「相互関税」を巡り柔軟姿勢を示唆したことを好感した買いが続き、寄り付き後、上昇。その後、消費者信頼感指数の悪化で、景気減速懸念に相場は一時下落に転じた。ただ、長期金利の低下が支援し相場はかろうじてプラス圏を回復し、終了。セクター別で不動産管理・開発、自動車・自動車部品が上昇した一方、医薬品・バイオテクが下落した。

オンライン中古車販売会社のカーバナ(CVNA)はアナリストが投資判断を引き上げ、上昇。配車サービスのリフト(LYFT)は投資会社のエンジンキャピタルが戦略的見直しの圧力を強めるため、同社株の保有を増やしたとの報道で、上昇。検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は傘下のウェイモが来年から首都ワシントンで配車サービスを開始する計画を発表し、上昇。住宅建設会社のKBホーム(KBH)は四半期決算で示した慎重な見通しを嫌気した売りが続いた。

ゲーム販売会社のゲームストップ(GME)は取引終了後に第4四半期決算を発表。調整後の1株利益が予想を上回ったほか、準備資産としてビットコイン購入を取締役会が承認、時間外取引で買われている。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>

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