【お知らせ】株価表示を20分ディレイ株価に対応!

個別銘柄ページ/サマリの株価表示部分及びチャートページを終値ベースから20分ディレイ株価ベースに変更しました。より便利になった株予報Proをぜひご活用ください。

【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

フィスコニュース

クオールホールディングス---1Qは2ケタ増収、BPO事業・製薬事業が好調に推移

2024年08月05日 16:01 銘柄/投資戦略

*16:01JST クオールホールディングス---1Qは2ケタ増収、BPO事業・製薬事業が好調に推移 クオールホールディングス<3034>は2日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比40.6%増の610.36億円、営業利益が同55.6%増の29.15億円、経常利益が同52.9%増の29.66億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.6%減の8.43億円となった。

薬局事業の売上高は前年同期比3.9%増の410.81億円、営業利益は同32.7%減の16.30億円となった。当第1四半期において、出店状況は、新規出店9店舗、子会社化による取得18店舗の計27店舗増加した一方、閉店により1店舗減少した結果、同事業全体で店舗数は946店舗となった。なお、2024年5月に、調剤薬局18店舗を運営するダイナの株式を取得し、この取得をもって山梨県へ初展開となる。業績については、前期に実施したM&Aや新規出店の寄与と在宅・施設調剤の推進等により、受付回数が増加した一方、仕入れや人件費等の運営コストが増加した。また、調剤報酬改定に伴い6月から技術料単価が上昇している。

BPO事業の売上高は同3.7%増の34.64億円、営業利益は同65.1%増の5.75億円となった。CSO事業においては、MR派遣需要の拡大により、派遣数が増加した。紹介派遣事業においては、特に薬剤師の紹介派遣に関して、営業の業務分業化等の各種取り組みにより、生産性が向上し成約件数が増加している。また、前期より新たに開始した医師・看護師事業についても、着実に進捗している。出版関連事業においては、既存の資材制作事業に加え、コンベンション事業やコンプライアンスサービス事業等が拡大している。

製薬事業の売上高は164.90億円(前年同期は5.15億円の売上高)、営業利益は16.05億円(前年同期は0.21億円の損失)となった。第一三共エスファのグループ化に伴い、更なる成長を目指している。供給状況については、AG製品が中心であることから安定しており、医療機関の新規採用数も増加している。また、2024年6月には、ジェネリック医薬品1成分2品目(ゾニサミド)を新発売した。錠剤への両面インクジェット印刷等、薬剤取り違え防止による薬剤師の負担軽減や、患者の飲み間違い等による医療事故防止のために、製剤・包装表示の工夫を行っている。2022年12月に発売を開始した、新型コロナウイルス抗原検査キット「テガルナ(R)スティックSARS-CoV-2 Ag」においても、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大を見据えて、販売促進を引き続き行っていくとしている。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比50.0%増の2,700.00億円、営業利益が同80.2%増の150.00億円、経常利益が同64.2%増の152.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.8%増の57.00億円とする期初計画を据え置いている。

<SO>

フィスコニュース


一覧へ