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注目銘柄ダイジェスト(前場):山口FG、ネクステージ、ITbookHDなど

2023年09月06日 11:35 市況・概要

*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):山口FG、ネクステージ、ITbookHDなど ロックフィルド<2910>:1585円(+40円)
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は4.8億円で前年同期比14.5%増となり、上半期計画8億円、同9.0%増に対して好進捗となっている。上半期業績の上振れは意識される状況になっているとみられる。主力のRFIをはじめ全業態がプラス成長となっており、原材料単価高は継続するものの、価格改定効果や商品施策の実施なども増益要因となっている。


フジコーポ<7605>:2063円(+119円)
大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は47.3億円で前年同期比18.7%増となっている。上半期実績は同11.5%増であり、一段と増益率は拡大する形になっている。据え置きの通期計画52億円、前期比2.9%増に対する進捗率は91%に達しており、業績上振れが意識される展開になっているようだ。冬タイヤの値上げがあり、値上げ前の駆け込み需要などが増加したもよう。


ネクステージ<3186>:2770円(-700円)
ストップ安。ビッグモーターの保険金不正請求問題が明るみになり、中古車販売業者に注目が集まる中、業界第2位の同社でも同様の不正が横行している疑いがあることがわかったと一部のメディアが伝えている。不信感の高まりによる今後の事業への影響を警戒視する動きが優勢となっているもよう。なお、会社側では9月1日に、報道機関からの質問状についてとして、質問内容やその回答内容をリリースしている。


マツダ<7261>:1672円(+67円)
大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げ、目標株価も1300円から1800円に引き上げている。足元も良好な米国市場の追い風に加え、独自要因による改善余地が大きいことが魅力としている。為替要因に伴う大幅な業績上方修正も見込めるとしている。同社の営業利益の7割以上は北米の寄与と想定しているようだ。なお、収益環境の反転リスクやBEV戦略での不透明感から、3-6カ月程度の短期を意識した推奨としている。


山口FG<8418>:1273円(+84円)
大幅反発。大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げ、目標株価も900円から1400円に引き上げている。貸出金利息と純投資有価証券によるインカムゲインの拡大、外債損切影響の剥落などから、25年3月期以降の増益基調継続を予想。配当性向40%程度の還元方針に沿って25年3月期は61円(24年3月期予想43円)までの大幅増配を見込み、5.1%の利回り水準から投資妙味は大きく高まると判断しているようだ。


ポート<7047>:2859円(+155円)
大幅に続伸。人材紹介サービスの更なる成長を目指し、本格的に地方展開を開始すると発表している。第1弾としてテストマーケティングを行っていた大阪に拠点を開設する。24年3月期には福岡、名古屋でもテストマーケティングを開始する。地方展開・拠点開設を通じて首都圏以外の求人企業数の増加を図る。既存の会員数の基盤を活用することから広告宣伝費を新規に投下することなく、人材紹介件数などを拡大できると見込んでいる。


ヘッドウォーター<4011>:9270円(+160円)
大幅に6日ぶり反発。マイクロソフト社が推奨する「Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャ」の賛同パートナーに認定されたと発表している。リファレンスアーキテクチャは、活用シナリオ例やアプリケーションデモ動画、アーキテクチャ構成を説明したドキュメント。賛同パートナーはリファレンスアーキテクチャの情報が素早く共有され、技術支援やマーケティング支援を提供するプログラムが展開されるという。


ITbookHD<1447>:371円(+28円)
大幅に反発。グループ会社のみらい(広島市)が総務省の「テレワークを活用した地域課題解決事例の創出に関する実証事業」に採択されたと発表している。熊本市を実証地域とし、専門的な分野に精通したサポーターがテレワークを希望する労働者に対し、適切なアドバイスとサポートを提供する。地域雇用の創生やデジタルプラットフォームの構築、市内企業の人材不足対策などにも取り組む。 <ST>

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