ピクスタ---機械学習用マスク着用日本人画像データセット販売開始
ピクスタ<3416>は28日、同社が運営する写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」が、機械学習用素材データセット「マスク着用日本人画像素材1,000点セット」を販売すると発表。
近年拡大するAI活用に伴い、PIXTAでは2018年9月からPIXTAの画像素材を「機械学習用画像データ」として提供するサービスを開始してきた。
年々、様々な企業から機械学習用画像データの相談が増加し、昨年のコロナ禍以来、PIXTAの強みである「日本人画像」の需要に加えて「マスク着用日本人画像」を求める声が急増。
コロナ禍でマスク着用が当たり前になったことで、マスクを着用した状態でも日本人の顔を認識・解析したい等の需要が増した。
機械学習用データセットの配布は、世の中にも数多く存在しているが、「日本人」画像のデータセットはまだ少なく、「マスクを着用した日本人画像」となると集めるのは困難となる。
一方で、PIXTAではコロナ禍以降、社会情勢の変化に合わせて、PIXTAクリエイターが積極的に様々なマスク着用人物写真画像を投稿、すでに 5,000点以上の「マスクを着用した日本人画像」が公開されている。
こうした背景から、マスク着用の日本人画像、マスク着用なしの日本人画像をそれぞれ1,000点ずつまとめたデータセットにして販売するにいたった。
今回のデータセットの販売に加えて、引き続き、画像を用いた機械学習を望む各企業の要望に合わせて、条件に合った画像や被写体の情報、必要枚数をPIXTAが検索代行の上、納品するサービスも強化。
今後も、社会の変化、時代のニーズに合わせて「日本人・日本の画像素材ならPIXTA」という強みを活かし、機械学習による日本のAI開発の発展に寄与するとしている。
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