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後場の日経平均は67円安でスタート、TOWAやローツェなどが下落

2023年10月20日 13:11 市況・概要

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31363.26;-67.36TOPIX;2260.22;-3.94


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比67.36円安の31363.26円と、前引け(31266.84円)から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は31340円-31390円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=149.80-90円と午前9時頃とほぼ水準。アジア市況は上海総合指数が概ねマイナス圏で推移し0.3%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に一時上げに転じる場面があったが0.3%ほど下落している。上海総合指数は心理的な節目とされる3000を割り込んだ。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場の日経平均は下落したものの下値の堅い展開だったことに加え、朝方は軟調だったダウ平均先物や香港ハンセン指数が底堅い動きとなっていることなどが東京市場で安心感となっているもよう。一方、米長期金利の一段の上昇懸念が継続していることに加え、中東情勢の緊迫化や米国による対中半導体規制強化への懸念、米財政運営の先行き不透明感なども払しょくできず、積極的な買いを見送る要因となっているようだ。

 セクターでは、機械、電気機器、空運業が下落率上位となっている一方、医薬品、鉱業、ゴム製品が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、TOWA<6315>、ローツェ<6323>、ディスコ<6146>、パナHD<6752>、ソフトバンクG<9984>、東電力HD<9501>、信越化<4063>、資生堂<4911>、ダイキン<6367>、キヤノン<7751>が下落。一方、第一三共<4568>、INPEX<1605>、OLC<4661>、三井物<8031>、コマツ<6301>、日本郵政<6178>、NTT<9432>、三菱商<8058>、神戸鋼<5406>、郵船<9101>が上昇している。
<CS>

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