東証グロ-ス市場250指数は6日続伸、利益確定入るもしっかりの地合いが継続
*17:42JST 東証グロ-ス市場250指数は6日続伸、利益確定入るもしっかりの地合いが継続
東証グロース市場指数 763.87 +13.61 /出来高2億7466万株/売買代金1326億円東証グロース市場250指数 592.90 +10.98 /出来高1億5121万株/売買代金924億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに6日続伸。値上がり銘柄数は402、値下り銘柄数は167、変わらずは17。
13日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は408.63ドル高(+1.04%)の39765.64ドル、ナスダックは407.00ポイント高(+2.43%)の17187.61、S&P500は90.04ポイント高(+1.68%)の5434.43で取引を終了した。7月生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったため年内の利下げ期待を受けた買いが強まり、寄り付き後、上昇。14日に発表される消費者物価指数(CPI)もさらなるインフレ改善を示すとの期待も強まり、終日買いが先行した。金利先安観にハイテクの買いが強く、終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し終了。
米国株上昇も、足元の5日続伸などが影響して、グロース市場は前日終値水準での小動きスタートとなった。朝方は東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに方向感に乏しい地合いだったが、売り買い一巡後はじりじりと上昇。岸田首相が9月の自民党総裁選に不出馬と伝わると上げ一服となったが、大引けにかけて再度上を意識するなどしっかりとした展開となった。
時価総額上位銘柄では、弁護士ドットコム<6027>、セーフィー<4375>、ライフネット生命<7157>、JTOWER<4485>が買われた。値上がり率上位には、エアバスと協業の可能性に関する覚書を交わしたアストロスケールHD<186A>、決算が材料視されたRebase<5138>がランクイン。
一方、決算がネガティブ視されてクオリプス<4894>が売り優勢となったほか、AIinside<4488>、LaboroAI<5586>も売られた。一方、時価総額上位銘柄では、アドベンチャー<6030>、トライト<9164>が下落。下落率上位には、ビリングシステム<3623>、インフォネット<4444>がランクイン。
東証グロース市場コア指数採用銘柄では、弁護士ドットコム、セーフィー、ライフネット生命、JTOWERのほか、ispace<9348>、BASE<4477>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2586|フルッタ | 66| 30| 83.33|
2| 4883|モダリス | 173| 50| 40.65|
3| 5247|BTM | 1332| 300| 29.07|
4| 3300|アンビDX | 1362| 300| 28.25|
5| 219A|ハートシード | 1636| 300| 22.46|
6| 7047|ポート | 2192| 400| 22.32|
7| 5138|Rebase | 954| 150| 18.66|
8| 4484|ランサーズ | 242| 34| 16.35|
9| 6597|HPCシス | 1137| 150| 15.20|
10| 186A|アストロスケール | 789| 100| 14.51|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3623|BS | 1260| -348| -21.64|
2| 5618|ナイル | 411| -100| -19.57|
3| 7031|インバウンド | 808| -149| -15.57|
4| 6030|アドベンチャー | 4155| -700| -14.42|
5| 4444|インフォネット | 952| -148| -13.45|
6| 6193|バーチャレク | 698| -104| -12.97|
7| 4894|クオリプス | 6240| -650| -9.43|
8| 4488|AIinside | 3730| -360| -8.80|
9| 153A|カウリス | 1408| -133| -8.63|
10| 5586|LaboroAI | 854| -79| -8.47|
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