東証グロ-ス市場250指数は3日続伸、薄商いも投資家心理改善でリバウンド継続
*17:08JST 東証グロ-ス市場250指数は3日続伸、薄商いも投資家心理改善でリバウンド継続
東証グロース市場指数 719.88 +9.19 /出来高2億731万株/売買代金861億円東証グロース市場250指数 557.73 +6.36 /出来高1億2930万株/売買代金728億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに3日続伸。値上がり銘柄数は373、値下り銘柄数は188、変わらずは27。
7日の米国株式市場は反落。ダウ平均は234.21ドル安(-0.60%)の38763.45ドル、ナスダックは171.05ポイント安(-1.05%)の16195.80、S&P500は40.53ポイント安(-0.77%)の5199.50で取引を終了した。景気後退懸念の緩和にともなう買戻しが続き、寄り付き後、上昇。買戻し一巡後、根強い景気への不透明感に売りが再燃し、上値を抑制した。終盤にかけ、10年債入札の弱い結果を警戒した売りが一段と強まり、相場は下落に転じ終了。
米国株の下落などが影響して、プライム市場同様、グロース市場も売り優勢で取引を開始した。売り一巡後は、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに下げ幅を縮小し切り返す強い動きとなった。売買代金は非常に少なく参加している投資家は限定的だが、売られ過ぎ感などが意識されてか、プライム市場比ではしっかりとした推移がみられた。
個別では、日本情報C<4054>が第1四半期決算を材料視した買いが続き3日連続ストップ高となったほか、アクリート<4395>は中国企業とSMS配信事業に関する業務提携が引き続き材料視されて2日連続ストップ高。時価総額上位銘柄では、ジーエヌアイグループ<2160>、GMOフィナンシャルゲート<4051>、フリー<4478>、ウェルスナビ<7342>が買われた。値上がり率上位には、メディアシーク<4824>、インフォネット<4444>、リンカーズ<5131>がランクイン。
一方、中期経営計画に対する失望感が続きGMOTECH<6026>が売り優勢となった。時価総額上位銘柄では、シーユーシー<9158>、JTOWER<4485>、アドベンチャー<6030>
が売り優勢となった。値下がり率上位には、オークファン<3674>、コンヴァノ<6574>、フレクト<4414>がランクイン。
東証グロース市場コア指数採用銘柄では、ジーエヌアイグループ、GMOフィナンシャルゲート、フリー、ウェルスナビのほか、ティーケーピー<3479>、GENDA<9166>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9563|Atlas | 340| 80| 30.77|
2| 4824|メディアS | 330| 66| 25.00|
3| 4395|アクリート | 632| 100| 18.80|
4| 4564|OTS | 59| 9| 18.00|
5| 4444|インフォネット | 985| 150| 17.96|
6| 5131|リンカーズ | 180| 25| 16.13|
7| 4054|日本情報C | 738| 100| 15.67|
8| 138A|光フードサービス | 3700| 495| 15.44|
9| 4422|VALUENEX | 788| 100| 14.53|
10| 9242|メディア総研 | 1339| 161| 13.67|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3674|オークファン | 331| -67| -16.83|
2| 6026|GMOTECH | 7870| -900| -10.26|
3| 6574|コンヴァノ | 1136| -122| -9.70|
4| 7318|セレンディップ | 1100| -100| -8.33|
5| 5034|unerry | 2315| -185| -7.40|
6| 7794|イーディーピー | 790| -44| -5.28|
7| 4414|フレクト | 1682| -92| -5.19|
8| 7096|ステムセル研究所 | 1509| -80| -5.03|
9| 3042|セキュアヴェ | 269| -14| -4.95|
10| 9245|リベロ | 1482| -77| -4.94|
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