新興市場銘柄ダイジェスト:オンコリスはストップ安、JMCがストップ高
*16:23JST 新興市場銘柄ダイジェスト:オンコリスはストップ安、JMCがストップ高
<3042> セキュアヴェ 319 +31
年初来高値。医療機関向けのサイバーセキュリティ対策に特化したサービスラインアップ「NetStare for Medical」シリーズを10月1日から提供開始すると発表している。医療法施行規則の一部が改正され、医療情報システムのサイバーセキュリティ対策が医療法の一部として義務化されたことを受け、同シリーズでは厚生労働省が公表した安全管理ガイドラインへの実効性を補完できるようにしたという。
<4588> オンコリス 585 -100
ストップ安。浦田泰生社長が登壇する事業進捗報告会を新たに開催し、オンラインで発信すると発表している。29日午後6時から開始する予定。今後も事業に対する投資家の理解促進を目的に不定期で開催するとしている。オンコリスバイオファーマ株は15日に直近高値(724円)を付けてからは利益確定売りに押される展開が続いている。また、事業進捗報告会への警戒感も売りに拍車をかける要因となっているようだ。
<9246> プロジェクトC 2533 +500
ストップ高。SBIホールディングス<8473>がプロジェクトカンパニーと資本業務提携に向けた検討を開始し、基本合意書を締結したと発表している。提携でポイント還元や暗号資産取引などの各種サービスを強化する。SBIホールディングスはプロジェクトカンパニー株30万株(上限)を追加取得する。取得期間は21日から11月21日まで。8月21日に発表済みの取得枠と合わせ、議決権保有比率は上限で15.15%となる予定。
<5704> JMC 1414 +300
ストップ高。新たな生産設備として大型低圧鋳造設備の導入を完了し、10月から稼働すると発表している。低圧鋳造設備は自動車部品などの製造に用いられており、今回導入する大型低圧鋳造設備は定盤面積2000ミリ×2000ミリ、溶解重量500キロの大型低圧鋳造炉を擁しているという。次世代型バッテリーEVの開発で部品の機能集約化・大型化が進む中、新設備導入で大型鋳造部品の製造が可能になる点が投資家から評価されているようだ。
<6537> WASHハウス 283 +5
大幅に4日ぶり反発。洗濯機・乾燥機の予約サービスを全国のWASHハウスで展開すると発表している。アプリを利用してWASHハウスのコインランドリーの洗濯機や乾燥機を自宅などで予約できるようになる。22日から267店舗で展開を開始し、年内には全店舗への導入が完了する予定。また、店舗限定・期間限定でコインランドリーの無料営業を実施する。期間は22日から24日まで、対象は260店舗。
<9229> サンウェルズ 2673 +289
大幅に3日ぶり反発。24年3月期の営業利益予想を従来の29.47億円から33.53億円(前期実績14.34億円)に上方修正している。既存施設・新規施設ともに予想を上回る水準で推移しているため。中期経営計画も26年3月期の営業利益目標を59.90億円から73.65億円に修正した。また、24年3月期の年間配当予想を従来の10.00円から12.00円(1対3の株式分割前の前期実績は26.00円)に増額修正した。業績修正を踏まえて中間、期末ともに1.00円ずつ増配する。
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