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注目銘柄ダイジェスト(前場):イオンモール、サンケン電、エイチエムコムなど

2025年03月03日 11:43 市況・概要

*11:43JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):イオンモール、サンケン電、エイチエムコムなど サンケン電<6707>:6813円(+1000円)
ストップ高。同社が筆頭株主となっており、約32%を保有している米アレグロ・マイクロシステムズに対して、同業のオン・セミコンダクターが買収に関心を示していると伝わっている。数カ月前から買収に向けた取り組みを行っているもようであり、他にも買収を目指す企業が現れる可能性もとされている。同社資産価値の顕在化などを期待する動きが優勢となっているようだ。


シンニッタン<6319>:287円 カ -
ストップ高買い気配。スパークス・グループ系の日本モノづくり未来ファンドが完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表している。TOB価格は403円で先週末終値比94.7%のプレミアムとなっている。TOB期間は3月3日から4月14日まで。同社ではTOBに賛同し、応募を推奨としている。TOB価格への完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。


REMIX<3825>:510円 カ -
ストップ高買い気配。トランプ大統領がSNS投稿で、米政府が戦略備蓄を検討する暗号資産の対象に、ビットコインやイーサリアムに加え、リップルやソラナなどを入れる方向で議論と明かしている。これに伴い、暗号資産の利用促進期待があらためて高まる展開になっているもよう。同社のほか、メタプラネットやネクスグループ、マネックス、セレスなど、暗号資産関連株が総じて買い優勢の流れに。



イオンモール<8905>:2523円(+490円)
大幅続伸。親会社のイオンが、同社並びにイオンディライトの2社を完全子会社化すると発表している。同社に関しては7月までに株式交換を実施する計画のようだ。株式交換比率などは明らかになってないものの、買収プレミアム付与への期待が先行する形に。ちなみに、イオンディライトに関しては、15%のプレミアムを付与したTOBを実施するとしている。イオンFSなど他のグループ会社にも思惑買いの動きが先行へ。


アドバンクリエ<8798>:468円 ウ -
ストップ安売り気配。過年度決算の訂正に時間を要したことで遅延していた24年9月期の決算を発表している。営業損益は7.1億円の赤字となり、従来計画の2億円の黒字を下振れ。純損益は0.7億円の黒字計画に対し、固定資産の減損を計上したことから22.5億円の赤字になっている。過年度決算においても純損益は各期下方修正されており、結果、24年9月末段階で49.7億円の債務超過となる形にも。


パルマ<3461>:535円(+24円)
大幅続伸。25年3月7日から東京証券取引所グロース市場からスタンダード市場へ上場市場区分を変更することを発表し、好材料視されている。上場区分変更を契機に、さらなる成長と企業価値の向上を実現させるべく、強みであるユニークなセルフストレージサービスプロバイダーとしてのコア・コンピタンスの強化・発展により、更なる主要事業の成長や新たなビジネスの創造、サスティナブルな社会の実現への貢献を通じ、急速に変化を遂げる社会環境の下でも持続的・安定的に成長し続ける企業を目指すとしている。


エイチエムコム<265A>:999円(+134円)
急反発。IPパートナーズよりITコンサルティング事業を譲受することを発表し、好材料視されている。今回の事業譲受により、同社AIプロダクト事業における中期展望(成長戦略)をより着実に推進していく。また、対象となるITコンサルティング事業は、同社がこれまで十分にアプローチできていなかった業界や顧客基盤を有しており、新規顧客の開拓にも貢献が期待される。さらに、コンサルティングに関する豊富な知見やノウハウを活用することで、同社のAIソリューション事業の強化にも寄与するとしている。


BTM<5247>:2256円(+193円)
急騰。28日の取引終了後に、25年3月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式1株につき、2株の割合をもって分割することを発表し、好感されている。株式分割の目的は、投資単位当たりの金額を引き下げることにより、同社株式に投資しやすい環境を整え、同社株式の流動性の向上と、同社の経営理念や今後の成長戦略に共感してもらえる投資家層の更なる拡大を図ることとしている。 <ST>

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